2012年8月 2日 (木)

コテコテ(「Who’s Hurting Now?」 CANDI STATON)

CANDI STATON(キャンディ・スティトン)の最新アルバム「Who’s Hurting Now?」を聞いたぜ!ワイルだぜ!とスギちゃん風に言ってみる。正直彼女の昔の活躍は知らないのですが、今回大好きなダン・ペンが楽曲を提供しているとの情報を得て早速聞いてみました。これが実にいい。音は昔のゴスペルソウルそのまま。彼女の声も全然衰えずにハリも充分。そして何より楽曲とアレンジがいい!ソウル・ゴスペル・ブルースフアンにはたまらない音に溢れています。その筋の人はニンマリする筈です。そしてソウルを初めて聞く若者でも充分楽しめる音です。今のクラブでかけてもOKな程カッコイイです。懐かしくも楽しいアルバムを聞きました。お勧めの佳作ですね。

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2012年7月14日 (土)

何て猥雑でチープな音なんだ!でも大好き(「BABY CAUGHT THE BUS」 CLAIRY BROWNE&THE BANGIN’ RACKETTES)

ヌーベルバーグのモノクロ映画の女優のようなジャケのアルバムを聞きました。名前長いでっせー!CLAIRY BROWNE&THE BANGIN’ RACKETTES(クレアリー・ブラウン&ザ・バンギン・ラケッツ)「BABY CAUGHT THE BUS」という一枚です。購読するミュージックマガジンで見つけて気になった一枚です。いきなり一曲目でノックアウト!ひずんだアルトサックスにソウル風の女性コーラス。そこにクレアリー・ブラウンのどすの利いた声が重なってきます。おー何て猥雑でチープなんだろう。でも大好きな音です。シンプルなアレンジですが、それぞれの音に主張があり厚みを感じます。アーリーソウル風の曲が殆どですが、時折ビートルズのような曲もありニンマリしてしまいます。どの曲も殆ど三分ほど。サクッと終わりますが、インパクトはあります。隠れた名盤。最近音楽はいいのに当たる確立大です。タイトルも田舎から夢を求めて都会に一人旅立つ少女の映像が浮かび、良いですね~。懐かしきソウルの風を感じたい方にはピッタリな一枚。

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2012年5月 6日 (日)

心地よいオールドミュージック(「Strictly Romancin’」 Catherine Russell)

Catherine Russel(キャサリン・ラッセル)の最新アルバム「Strictly Romancin’」を最近良く聞いています。キャサリンは2006年の「Cat」で遅がけデビューした実力派シンガーです。デビューまで有名ミュージシャンのバックコーラスを数多く重ねているだけに安定感は抜群です。それでもデビュー当初は手探り感ありましたが、四枚目の今作は自分の持ち味が自分自身で理解できている感じです。今回はオールドジャズやブルースのカバー集となっています。これが聞いていて実に耳心地が良いんです。懐かしくも心温かい歌声に包まれる感じです。つまり子守唄の様な安心感があります。音楽も世界も昔の方が良かった気がしますね。まーその当時に生まれてたらそうは思わなかったかもしれませんけどね。兎に角オススメの一枚です。

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2012年1月30日 (月)

悲しいかな遺作になってしまいました(「the dreamer」 Etta James)

1月20日に訃報が届きました。Etta Jamesが亡くなったと・・・。えっ!ついこの間新しいアルバム出したばかりだったのに!本と驚きました。奇しくもラストアルバムとなってしまったのが「the dreamer」というアルバムを聴いています。勿論全盛期の彼女のパワフルさはないですが、どこをどう切ってもエタ・ジェームズの色に溢れています。昨年「キャディラック・レコード」という映画で、エタ役をビヨンセが演じた事は記憶に新しいだけに、もう一華咲かせられる状況での死去は残念です。このアルバムも何時も通りパワフルでブルージーなソウルに溢れた一枚です。珍しいカバーでは、ジャンズ&ローゼスの「Welcome to the Jungle」たドロショー・ムーアの「Misty Blue」なんかも聞かせてくれます。でもやはり個人的にはラストの壮大なソウルバラード「Let Me Down Easy」が涙なくしては聴けません!もう二度と新しいアルバムは聴けないんですね。御冥福をお祈りします。

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2012年1月23日 (月)

赤裸々な音楽(「幻とのつきあいかた」 坂本慎太郎)

ミュージックマガジンのベスト10にて邦楽部門でナンバー1だった坂本慎太郎さんの「幻とのつきあいかた」聞きました。坂本氏と言えば ゆらゆら帝国のメンバー。2年まえの3月に解散し一年半でソロアルバムが登場しました。ゆらゆら帝国に関しては園子温さんの映画や、数曲聞いた事がある程度の認識で、その上自分にはそれほどグッとくるバンドでは無かったです。なのでこのソロアルバムもノーチェックでした。聞いてみると驚きました。70年代のソフトロック(?)の音に非常に似ているからです。贅肉を削ぎ落とし、総て生音で淡々とした演奏。そこに被さるヘタウマな坂本氏の唄。この虚脱感は何だろう?好き嫌いはそれぞれあると思いますが、この異色性はオンリーワンだと思います。AORやソウルやファンクに乗せて、いかに自分が女々しいか赤裸々に唄う坂本氏。凄い。自分には絶対かけない歌詞ですね。1位は頷ける作品でした。

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2011年12月12日 (月)

The Rootsの名があれば間違いない(「THE MOVIE」 Betty Wright)

マイアミのレディソウルの大御所Betty Wright(べティ・ライト)の新作が何と登場!しかも今回はあのThe Rootsとのコラボアルバムです!今やThe Rootsの名前があるソウル&ファンクアルバムは100%外さないだろうと言うほどの信用度です。何でも2011年のグラミー賞のパーティーで初めてセッションしたのが縁で、今回のアルバムは出来あがったそうです。御大ベティは1968年に何と13歳でデビューし、只今58歳だそうな。でもそんな年齢を感じさせないパワフルな歌声、そして気が遠くなるようなハイトーンを披露してくれてます。ベティの歌声を更に魅力的にしているのが、The Rootsのシンプルかつ重厚なアレンジ。ソウルの王道のアレンジ風なんですが、決して古臭くない!この何とも言えないバランス感覚は何だろう?懐かしさを感じさせながらも決して過去の音ではありません。兎に角最高!年の瀬でナンバー1候補の一枚に出会いました。おっとタイトル書いてませんでした。「THE MOVIE」と言います。古い名作を今風にリメイクした感じのタイトルでしょうか?

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2011年11月15日 (火)

80年代の香りそのまま(「Laughing Down Crying」 Daryl Hall)

80年代に大ブレイクしたホール&オーツの一人、Daryl Hallの15年ぶりの最新ソロアルバム「Laughing Down Crying」を聞きました。ホール&オーツも解散したわけではないですが、オリジナル新曲アルバムはもう何年も出していないので、本当に久々のオリジナル曲ばかりのアルバムです。気がつけばダリル・ホールも65歳だそうです。自分が44歳になるんだから当然か!何せ高校時代は本当によく聞いたアーティストの一人です。個人的には「Soul Alone」という彼のソロアルバムが大好きで、擦り切れるほど聞きました。そのアルバムと比べると今回のアルバムは自然体というか、良い意味で作りこんでいない、リラックスしたアルバムでした。80年代に流行った彼らの曲と同じ様なアレンジの曲もあり、涙モノの聞き心地です。ファンは聞いて当然ですが、ロック&ソウル好き、AORやブルーアイドソウル好きは絶対満足する一枚です。未だ衰えず!

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2011年7月11日 (月)

ダークでスピリチャルな音(「nebula」 Laika Fatien)

Laika Fatien(ライカ・ファティエン)の最新作にして三枚目の「nebula」を聞きました。存在的には前から相当気になっていたので、前作も聞いてますが、今回は更に期待が高かったです。なんせプロデューサーがあのミシェル・ンデゲオチェロだからです!このコンビで聞かないわけには行きません!そして今回のアルバムのコンセプトは、モンクやウェイン・ショーターやミンガスやジャッキー・マクラーリンなどのジャズの名曲にライカ自身が詞をつけて唄うと言う、突拍子もない企画です。早速聞いてみたんですが、これが実に良い。一昔前に流行ったスピリチャル系ソウルの音に溢れています。ダークでデイープでエロティツクです。良く考えてみればミシェル・ンデゲオチェロの昔のアルバムを思い出させます。ミシェルよりはハードではないですけどね。良いアルバムです。でも売れないだろうな~。日本では。

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2011年4月18日 (月)

久々のメロディーメーカー(「doo-wops&hoollgans」 BRUNO MARS)

グラミー賞で話題の新人のCD聞いてみました。彼の名はBRUNO MARS(ブルーノ・まーズ)といいます。第53回グラミー賞の最優秀男性ポップボーカル賞受賞しました。飛ぶ鳥落とす勢いの彼のデビューアルバム「doo-wops&hooligans」を聞きました。黄色を主体にしたカラフルなジャケです。全く曲を知らなかったので本当の初聞きでした。一曲目からキラキラのメロディーが大炸裂です。テンポも軽快な曲が多く、正にポップスとはこういう曲を言うのだろうといういう手本のようなアルバムです。ありそうでなさそうなアルバムです。声も艶があり◎です。ハワイ出身の彼は、父がラテンパーカショニストで母がボーカルという恵まれた音楽環境で育ったそうです。子供の頃から良い音楽と美しい景色囲まれて育ったわけですから、こんな美メロばかりが浮かぶんでしょうね。兎に角メロディーメーカであるのは間違いないです。今後も誰かに曲を提供して大ヒット飛ばす予感します。

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2011年4月 4日 (月)

70年代のフリーソウルの風(「FASY TO LOVE」 TESS HENLEY)

20の時に自主制作したアルバムがこの度目出度く日本でメジャー発売になった女性SSWが居ます。彼女の名はTESS HENLEY(テス・ヘンリー)と言います。今22歳です。でも侮る事なかれ!ソングライティングの才能はかなりあります。どの楽曲もとてもメジャーデビュー前の素人が作ったとは思えない才能を感じます。オーガニック系ではあるんですが、何処か70年代のフリーソウルを感じさせる楽曲。歌い方も楽曲によってはソウル系のコブシを聞かせてくれるものもあります。流石に黒人ではないのでパワフルさは足りないですが、けっこうイイ線行っているんではないでしょうか?今後がもの凄く楽しみなSSWです。タワーレコードやHMVでメチャくチャかかりそうな感じです。おっとタイトルを言ってませんでしたね。「EASY TO LOVE」と言います。日本版にはボビー・コールドウェルのカバー曲も収録されてますよ!

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