2012年5月13日 (日)

初期のブードゥー色強い作品(「Locked down」 Dr.John)

御歳71歳のニューオリンズの呪術師Dr.John(ドクター・ジョン)の最新アルバム「Locked down」を聞きました。70歳を超えて尚且つ現役。日本人では中々難しいですが、海外のミュージシャンは稀にあります。でもそれが可能にするのにはキーワードが一つあります。それは現在第一線で活躍する若手のホローという事実です。今回もブラック・キーズのダン・オーバックが自らプロデュースをさせてくださいとドクター・ジョンに直訴し出来上がったアルバムだそうです。ここ数年The Lower911というバンドと共同名義でアルバムを出してきたんですが、久々にソロ名義です。ブラック・キーズをそれ程ちゃんと聞いた事ないですので、その色合いが出ているのかどうか分かりませんが、いいアルバムであるのは間違いないです。ブードゥー色強かった初期のドクター・ジョンの色合いに近いです。でも音は現在進行形。少しダウナーな雰囲気ですが、それが怪しい彼らしさを引き立たせています。毎回コンスタントに良いアルバムを出していますが、このアルバムは頭一つ飛び抜けています。後期の代表作となる予感です。

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2011年11月29日 (火)

今までに組まなかったのが不思議な位(「WEATHER」 MESHELL NDEGEOCELLO)

このブログでは新作が出るたびに必ず紹介しているMESHELL NDEGEOCELLO(ミッシェル・ンデゲオチェロ)の最新作「WEATER」を早速聞きました。今回は何とプロデューサーがジョー・ヘンリーです!今までに一緒にアルバムを作っていない事が不思議な位です。このところ正直ミシエルは迷っていた気がします。その表れか出すアルバム事にテイストが違いました。その迷いを払拭する為にジョーと組んだ気がします。このアルバムを聞いた時の最初の印象。ミシェルの過去の作品「Bitter」を思い出しました。サイバーファンク系でデビュした彼女が、もの凄く滋味で奥深い静かなアルバムを制作して驚いたんです。そしてそのアルバムのプロデユーサーがクレイグ・ストリート。ジョー・ヘンリーが世に出たアルバム「Scar」もプロ・デユースはクレイグ。この奇妙は符合は何だろう?今回の二人の共同作業は、過去のクレイグ・ストリートの影響下にある気がします。恐ろしくシンプルで静かな内容ですが、時折ハッとさせられる瞬間があります。妙にエロティックで、妙にシリアスで。このアルバムの評価を正しく出来るようになるまでは、もう少し聞きこまないといけないです。兎に角奇跡のアルバムと言っておきます。

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2011年9月 5日 (月)

垢抜けてないのが持ち味か?(「BREAKS from the BORDER」 THE NEW MASTERSOUNDS)

イギリス出身の四人組ホワイトファンクバンドTHE NEW MASTERSOUNDSの最新作「BREAKS from the BORDER」を聞きました。彼らのアルバムを聞くのは二枚目です。その時もカッコイイと思ったんですが、何故か紹介をスルーしてました。なのでというわけではないですが、最新作は早速紹介!フジロックにも出演しているので、音楽ファンの中では既に話題のバンドですが、今ひとつ一般的には浸透してないのが悲しい。まーファンクと言うジャンル自体がそんなまのでしょうか。さてこのアルバムですがバリバリのファンクアルバムです。以前と違う点を挙げるとしたらボーカルものが各段に増えたと言う点でしょうか?その点を除けば相変わらずのファンキーサウンドです。でもボーカルはファンクを感じず、どこかブリティッシュロックの味わいも感じさせます。そしてお音も決して新しい音ではなく、何処か懐かしい音です。ミーターズが大好きな彼ららしい音ですね。ニューオリンズやジャズファンク好きには持って来いの一枚です。

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2011年5月10日 (火)

祭りだ!祭りだ!(「ライブ・アット・フィルモア」 TOWER OF POWER)

あのTOWER OF POWER(タワー・オブ・パワー)が結成40周年だそうです。1970年結成なんで、私が2歳の時から活躍しているという事です。凄い!何はともあれ目出度いという事で40周年記念ライブを治めたDVD&CDのセットが発売になりました。題して「ライブ・アット・フィルモア」です。そのまんま!タワー・オブ・パワーは1999年にももの凄いライブアルバムを出していますが、今回も凄いです!40周年記念という事で歴代のメンバーも勢揃い!その上サム・ムーアまでゲスト出演しています。最初から最後までお祭り騒ぎの大ファンク祭り!もう何も言いません。聞くというよりは体が勝手に動くほどノリノリで体感するアルバムとなっています。当然ヒット曲は総て網羅してありますので、ファンは当然ですが、初めてTOPを聞く人にも最適な一枚となっています。実は私CDのみを友人に録って頂いたので、映像は観てないんです。観たらひっくり返りそうです。

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2011年4月12日 (火)

もう30年経つんですね(「Live in London」 INCOGNITO)

私の大学生の頃日本はバブルと呼ばれる煌びやかな時代でした。毎夜若者達はディスコに出かけ、やがてクラブとよばれる箱も登場しだしました。そこで流れていた音楽の一つにアシッド・ジャズというジャンルがありました。ヨーロビートに飽きたお洒落世代が好んで流していた気がします。当然その時代私もどっぷりアシッドジャズに嵌ってました。その代表的なグループがINCOGNITOです。その当時本当に良く聞きました。でもここ10年以上はちゃんと聞いた事もなかったんです。しかしこの度デビュー30周年という事で、記念のCDとDVDが出ました。彼らの集大成的なLIVEが治められていますタイトルを「Live in London The 30th Anniversary Concert」と言います。彼らのLIVE音源を聞くのは初めてです。LIVEになると演奏力が落ちるバンドが多いですが、彼らは違います。相当のレベルです。曲も半分くらいはあの当時聴いていた曲なんで涙モノです。難点を挙げるとしたら二枚組みでチト長い。そして清と動のバランスが少ない点かな?もう少し強弱のある選曲だったら完璧だった気がします。でもバブル時代にアシッドジャズに嵌った人は必聴です!

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もう

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2010年6月 1日 (火)

所々にJBが顔を出す(「soul groovin'」 speedometer)

昨日に続いて本日も現在進行形のFUNK BANDを紹介します。UKでは既に大ブレイクしているspeedometer(スピードメーター)の最新LIVEアルバムです。タイトルを「soul groovin'」と言います。彼らのアルバムを聞くのは「ディス・イズ・スピードメーターvol・2」以来ですが、やはりFUNK系のバンドはLIVEの方が何倍もカッコいいです。昨日紹介したThe Bamboosよりは、インストファンク色強く、今時のクラブでも流れそうな感じです。演奏レベルもバンブースよりは上ですね。しかし女性ボーカルはいただけない。パワーも個性も全く無いんです。だったら全曲インストでも良いのでは?と思うほどつまらないんです。なので唄モノはバンブースに軍配があがります。オリジナルとカバー両方やっているんですが、所々にJBのフレーズが沢山出てくるのがその筋好きにはニンマリしてしまう程です。まー新しい点は全く無いですが、王道FUNKとジャム系を合わせたような演奏は好感は持てます。名盤とは呼べませんが、聞いて損は無いと思います。但し何度も言いますが女性ボーカルはNGですね。

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2010年5月31日 (月)

私も時代もFUNKを求めている(「4」 The Bamboos)

昨日は私の経営するお店で第42回の日本酒の会でした。片付けを終えて帰宅したのが午前2時。朝10時には仕込みに入っていたので、座ることも休む事も無く16時間働きました。流石に倒れこむように爆睡。でも今朝は物凄いいい目覚めでした。それでも幾分か疲れを引きずっていますので、気分が高揚するような音を聞かないといけないと思い、只今御機嫌な音を聞きながらこのブログを書いております。聞いているのはオーストラリアを中心に活躍する8人組のファンクバンドThe Bamboosの最新作「4」です。昨年位からブログで書いているんですが、世界の音楽シーンではファンクがきている気がします(まーきているとは言っても一部の人気ですが)。フアンクやソウルに影響を受けた若い世代の新しいアルバムが続々と出てきています。このバンブースもその一つです。2000年にデビューし今作品がタイトル通り4作目なんですが、ブラック好きには当然、ダンス系の若い世代者にも結構人気が出ているそうです。しかし聞いたら一発で分かるように、音ややっている事は二昔前のファンク&ソウルです。自分より上の世代に懐かしく感じ、若い世代には新鮮に感じるんでしょう。女性ボーカルがメインですがインストもあります。そして二曲ほど男性ボーカルがゲストで参加しています。どの曲もキャッチーでノリがよく、聴き飽きはしません。勿論白人ばかりのバンドなんで、黒人のあのどす黒いグルーブはありませんが、ファンクやソウルが好きで好きでたまらないという熱意は伝わってきます。時代は彼らに追い風です。もしかしたらもしかするかもです(何じゃそりゃ)。

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2010年3月30日 (火)

三日続けてFUNK!FUNK!FUNK!(「Rage!」 Lettuce)

FUNKはもしかしたら密かなブームではないんだろうか?と思うくらい毎月新しいFUNK系のアルバムが出ている気がするのは私だけでしょうか?二日続けてFUNK系の新作を紹介したんですが、2008年発売のFUNK系のアルバムも同時にGETしたので何と三日続けて紹介します。広告で言えばFUNK祭りですね。さて本日紹介するのはLettuce(レタス)というバンドの「Rage!」という一枚です。名前も全く知らなかったんですが、メンバーを見てどうにも聴きたくなったんです。中心となってるのがエリック・クラスノーというGです。皆さん聞いたことありますか?そうですソウライブのメンバーです。そして同じくソウライブのニール・エヴァンスの名前もあります。そして短い間でしたがソウライブの準メンバーだったサム・キニンジャーの名前まであります。そして更にミックスの中にソウライブのアラン・エヴァンスの名前まであります。これは名前が違うだけでソウライブの別活動といっても過言ではありませんね。最小ユニットで活動するソウライブに対して、このバンドは大所帯です。ソウライブで出来ない事をやっている感じですかね?他のメンバーもN.Yのジャムシーンでは大活躍する人達ばかりです。今回一番注目したのがドラムです。ジョン・スコット・フィールドのバンドのドラマーでもあるアダム・ダイチです。抜けの良いスネアの音は聞いていて爽快感あります。まー安心して聞ける一枚です。しかし人数が増えた割にはグルーブ感が増していないのは否めません。やはり人数が増えれば良いということではないですね。逆に改めてソウライブの凄さを再確認しました。

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2010年3月29日 (月)

チャリティーアルバムとしてだけでは勿体無い一枚(「Funk For Life」 Nils Landgren Funk Unit)

昨日に続いて本日もFUNK ALBUMを紹介します。Nils Landgren Funk Unit(ニルス・ラングレン・ファンクユニット)「Funk For Life」という一枚です。ニルス・ラングレンというファンキートロンボーン奏者が中心となって活動しているユニットです。このニルスという人物は、ジョー・サンプルとも共同名義でアルバムを出したり、クルセーダーズとのライブ活動も多々している人物です。なのでFUNKとはいってもSOUL系のFUNKではなく、完全なるJAZZ FUNKです。コテコテ&ゴリゴリ感はありませんが、スタイリッシュで緻密に計算されたカッコよさは目茶目茶あります。昨日も名前が出ましたが、タワー・オブ・パワーからゴリゴリ感を抜いた感じといえば分かってもらえるでしょうか?上手く表現出来ずにすいませんが、兎に角FUNKといってもBGMに出来る程洗練されていると言う事が言いたいんです。お洒落で、そして血肉沸き踊る音楽です。ジャケから分かるように、このアルバムはアフリカの子供たちを救う為のチャリティーの要素も含んだ企画アルバムだそうです。企画アルバムと侮る事無かれ!内容は手抜きなしの良質な一枚です。

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