2008年5月24日 (土)

漫画戦線異常あり(「美味しんぼ」「島耕作」「ドカベン」)

ここ最近人気漫画の興味深い話のNEWSが相次いで流れて来ています。一つ目は「美味しんぼ」(雁屋哲原作・花咲アキラ画)です。1983年から連載がはじまり、現在単行本101巻目です。そしてついに連載時より仲違いしていた山岡士郎と海原雄山の親子が仲直りするという劇的なシーンが登場するそうです。作者によれば「時代は変わった」からだそうです。これで究極VS至極はもう終わりということでしょうか?二つ目は「島耕作」(弘兼憲史)です。1983年連載開始で人気を博し、その後も「部長」「取締役」「常務」「専務」「ヤング」と役職を変えながら連載は続いていましたが、何とこの度遂に「社長」となりました。「課長」でスタートした時にまさか社長にまでなるとは、誰も想像しなかった事でしょう。作者自身もここまで続くとは絶対の思ってなかったと思います。おめでとうございます(笑)。そして最後は「ドカベン」(水島新司)です。1972年という一番古いスタートで、「高校野球編」から始まり「大甲子園」「プロ野球編」「スーパースターズ編」と形を代えて連載は続いています。この「ドカベン」からオメデタイNESが昨日流れてきました、何と岩鬼の永遠のアイドルであった夏子はんとの結婚が遂に決まったそうです!夏子はんは一度結婚している筈ですから、バツイチでの再婚という事になります。「ドカベン」フアンには大ニュースです。しかしこの漫画ネタの情報源は総てネットニュースからです。何か日本は平和ですね。こういったどうでもイイNEWSを読むと本と心からそう思います。お三方目出度い話ばかりでおめでとうございます。短いですがこれを代表の挨拶とさせていただきます。

  

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2008年4月16日 (水)

(生もと)はエロス(「蔵人ークロードー」尾瀬あきら)

ワインの味を表現する言葉は星の数ほど存在します。ソムリエが熟したワインの味を表現する時「濡れた子犬のような」とか「なめし皮のような」とか、およそ味を表現する言葉では全く無いようなセリフで語られます。その一方日本酒はどうでしょうか?ワインのエキスパートがソムリエという仕事です。歴史も古いので表現の世界も広いです。同じ役割を日本酒界では利き酒師と呼びます。まだここ10数年程の歴史故に、味の表現の仕方が何処か画一的でありきたりです。個人的にはワインより日本酒の方が味の種類が多いと思うので、表現する言葉はもっとあった方がイイと思うんのですが、現実的には爽酒だとか薫酒なんていう大雑把な表現でまとめられて終わりです。寂しい限りです。それが昨日読んだ漫画の中に涙が出るくらい日本酒の味わいを上手く表現した言葉に出会い感動してしまいました。その漫画は尾瀬あきらさん著の「蔵人ークロードー」の最新第5巻です。尾瀬さんと言えば名作「夏子の酒」と、吟醸酒誕生を描いた「奈津の蔵」で漫画から日本酒の素晴らしさを世に広めた第一人者です。もう日本酒漫画を書かないだろと思っていた所に登場したのがこの「蔵人」です。今回のテーマは外国人が作る酒&生もと造りに重点が置かれています。生もと(本当はもとは漢字ですが表記できません)造りを簡単に説明すると、現在の酒造りの殆どは科学的に培養した(速醸もと)を使い一週間程で酵母を増殖させるのですが、昔は自然の乳酸菌がゆっくり酵母を増えさせる為一月程かかりました。その時間のかかる酒造りを(生もと造り)と言います。何事にもスピードを要求される現代社会故に、(生もと)造りをする蔵元は激減の一途で絶滅寸前でしたが、ここ最近敢えて手間をかける(生もと)造りを復活させている蔵元も増えてきています。嬉しい事です。時間がかかる分(速醸もと)では味わえない独特な複雑な味わいになります。一度この味わいに嵌ると中々抜け出せない癖になる世界です。その独特の味わいを表現するのは、今までは酸味や苦味などを変化させた表現が多かったのですが、尾瀬さんは漫画の中で幸こう表現していました。「生もとはエロス」と。この表現を読んだ時ガッンと頭を殴られたかの様な衝撃を受けました。確かに(生もと)や(山廃)の味わいは艶があり色気に溢れています。正にエロスです。子供には分からない、日本酒の味を知り尽くした大人が理解できる極上の深みです。流石尾瀬あきら先生!日本酒の本当の良さを知り尽くした人間にしか出てこない表現だと思います。感服です。私の経営する日本酒専門店「天に月、地に山」で暫くは(生もと)(山廃)に力を入れたいと思います。エロスの味を知りたい方はぜひお越しください。

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2008年3月 4日 (火)

性善説を確信しました(「イヴの眠り」吉田秋生)

昨日少女漫画「生徒主君 教師編」を紹介しました。青春時代の唯一嵌った少女漫画が「生徒諸君」だったんですが、イイ大人になってから嵌った少女漫画もあります。その名を「BANANA FISH」と言います。作者は吉田秋生さんと言います。この作品は私の生涯の中でベスト1と言っても過言ではない素晴らしい作品です。青年漫画とか少女漫画とかいう垣根を軽く越える作品でした。終了して悲しんでいたら同じ吉田さんの作品で「YASHAー夜叉ー」が始まりました。「BANANA FISH」程では無いですが、こちらも名作でした。DNAをテーマに兄弟の愛憎劇を能の夜叉の面に準えた深い話でした。そして暫く吉田さんの作品から離れていた昨今、昨日の「生徒諸君」と同じく見つけてしまいました。「YASHA」の正統的続編である「イヴの眠り」を。舞台は前作から18年経った世界です。細かいストーリーは前作から読んでないと分からないので説明しませんが、要は前作から引き続いたDNAの話です。前作で断ち切れたと思えたDNAの呪縛が今回も違った形で問題を引き起こします。一人は医学的な遺伝子操作で生まれた冷酷な殺人鬼、もう一人はちゃんとした性行為で普通に遺伝子を受け継いだ娘。同じ遺伝子から誕生した二人が織り成す愛憎劇がテーマです。吉田さんならではのテンポの良さと、相変わらずの主人公以外のキャラも総て良く、全五巻すんなり読破してしまいました。まー衝撃度としてはそれ程ありません。「YASHA」で書ききれなかった事を書いた、という感じでしょうか?読了後に感じた事は、やはり人間は性善説が正解で、同じ遺伝子を受け継いでも育った環境でどうにでもなるという事です。一方は欲と権力にまみれた環境に育ち、一方は大自然の中愛に溢れた家族や町の人に囲まれて育った。その差が悲劇を生んだだけです。名作「BANANA FISH」のアッシュも劣悪な環境で育たなければ、英二の様に育ったかもしれません。吉田さんの深いテーマは三作品通して語っている気がします。「生徒諸君 教師編」よりは、ちゃんと読み応えのある続編となっていますが、やはり前作は越えていないです。余談ですが「BANANA FISH」の登場人物、シン・スウ・リンが今回も登場します。バナナファンには嬉しい登場です。

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2008年3月 3日 (月)

遂に手を出してしまいました(「生徒諸君・教師編」庄司陽子)

昨今は殆どの家庭が一人っ子というのが当たり前になって来ました。経済的な理由や晩婚などを考えれば当然の結果です。私達の頃は一人っ子と言う方が割と少なく、二人~三人は結構な割合で兄弟が居ました。私も兄と姉が居たので、様々な事を影響受けています。音楽や映画・ファッションまで、兄弟は一番身近な先生でありました。姉が居たお蔭で、少女漫画雑誌も普通に家に転がっていました。漫画なら何でも読みたい年頃だったせいもあり、読む漫画が無いと自然に少女漫画も何となく読んでいました。しかし流石に少女向けの漫画だけあり、ベタベタな恋愛物が多く、真剣にはまって読んだ漫画は殆どありませんでした。そんな中私のハートを鷲づかみにした漫画が一つありました。1977年~1984年の間「週間少女フレンド」で連載されていた、庄司陽子さん原作の「生徒諸君」という漫画です。ナッキーという頭脳明晰・スポーツ万能、おまけに家は大富豪という一見恵まれた環境に育った少女は、実は様々な問題を抱えて生きています。そのナッキーを中心に集まった性格も環境も違う悪たれ団5人を中心にした、悩みや葛藤を大学卒業するまで描いた作品です。当時大ヒットし、TV化(榊原郁恵)・映画化(小泉今日子)までされました。私も何気に読み出したら嵌り、何時の間にかコミック全巻読破していました。中でも終盤沖田という仲間の一人が山で遭難して死ぬシーンは今でも名シーンとして語り継がれています。まだまだ青い時代にリアルタイムで読んだ事もあり、私の中の生涯の漫画のベスト5には入っている漫画の一つです。何時しか時は流れ「生徒諸君」の事など全く頭から消え去って居たんですが、ある日のTV・CMで突然懐かしいタイトルを聞く事になりました。それは内山理名主演で「生徒諸君 教師編」がTVドラマ化されるという番宣でした。「えっ?教師編が出てるの?」と思い、早速ネット検索すると、何時の間にか10巻以上もコミック化されてるではないですか!全く知りませんでした。しかしあれだけイイ思い出のある作品の続編。読んでガッカリするのはどうかと思い、敢えて無視してたんです(笑)。しかし漫画喫茶で見つけてしまい遂に読んでしまいました。結果は予想通り惨敗。始めの内こそ、登場人物が同じなので懐かしい感じに包まれましたが、読み進める内に良くある学園物、言い方を変えれば(金八先生 女教師編)といった感じに思えて嵌れません。挙句は亡くなった沖田にソックリな人間まで登場!それは反則でしょう?やはり続編に名作は無しですね。TVドラマの視聴率も10%切る大失敗だったそうですが、これは原作のレベルの低さだと思います。何故今頃になって教師編書きたくなったんだろうか?謎です。私にとっての生徒諸君はイイ想い出の中にしまい込んでおきます。

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2007年10月 8日 (月)

実写ひとからげ

最近ネットで騒がしいNEWSがあります。それは日本が誇るアニメのハリウッドの映画化のNEWSです。そうです「ドラゴンボールZ」の実写映画化のNEWSです。監督は「ファイナル・ディスティネーション」のジェームズ・ウォン監督が務めるそうです。この夏スピルバーグプレゼンツの日本のアニメの実写「トランスフォーマー」が大ヒットしたのを受けて、ハリウッドでは日本のアニメの撮影権の争奪戦が激しく起こっているそうで、今後も「鉄腕アトム」「AKIRA」「MONSTER」「寄生獣」などの名作アニメが実写映画化が予定されているそうです。流石にハリウッドなので外れは無いとは思いますが、日本での過去のアニメの実写化は個人的にはあまりイイ想い出がありません。特に酷かったのは「ルパン三世」「ドカベン」です。どちらも実写化など初めから無理と言うものなのに、無謀にも挑戦した駄作です。「ルパン三世」はタイトルから舐めています。何と「念力珍作戦」です!また配役も酷い。ルパン役が目黒祐樹、まーここまでは辛うじて許したとしても他が酷い!銭形刑事が伊東四郎、次元大介が田中邦衛って、アニメファンを馬鹿にしているとしか思えません。しかし「ルパン三世」より酷いのが「ドカベン」です。私はこの映画を映画館でリアルタイムで観ています。この映画の酷い点は漫画にあまりにも忠実だった事に付きます(配役も酷いですけどね。特に殿馬役の川谷拓三はどうみても高校生には見えない!)。元々ドカベンこと山田太郎は柔道部に所属していました。漫画の「ドカベン」も始めのうちは柔道漫画です。実写化されるにあたって原作に忠実すぎて物語の9割が柔道話で終わってしまいます(故に里中や不知火などは一切出てきません)。「ドカベン」って野球漫画じゃないの?と子供ながらに観ながら脱力した記憶が蘇ります。たしか山田太郎役の人は厳選なるオーディションで選んだ気がするのですが、その後他の映画やTVで観た記憶がありません。あの人は今何をしてるのでしょうか?知っている方が居ましたらぜひ情報お願いします。

 

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2007年5月24日 (木)

身につまされる話

昨日に続いて本日も漫画の話です。私が日本酒というものに興味を持った頃に出会った一冊の漫画があります。そうですこのブログでも何度も紹介している「夏子の酒」という漫画です。作者は尾瀬あきらさんと言います。20年程前にこの漫画のお蔭でプチ日本酒ブームが起こりました。その後、主人公である夏子のおばーちゃんの話である「夏の蔵」という話も書かれましたが、時代背景も違ったせいかブームにはならずヒッソリと連載を終えました。もう日本酒の漫画は書かないのでは?と思っていた所に登場したのが、ただ今ビックコミックオリジナルで好評(?)連載中の「蔵人」という話です。基本的には前作と同じで、小さな酒蔵が三増酒をやめて純米や吟醸などの本物の日本酒造りに目覚めていくという話なんですが(外人も酒造りに参加している点も違います)、一つだけ前作と違う点があります。それは主人公の一人に居酒屋の娘が居り、普通の居酒屋が日本酒専門店に移行してく時の辛さも同時に描かれている点です。このサブストーリーを読むと本当に身につまされます。何時の間にか8年前に自分が「天に月、地に山」を開店した時と同じ気持だなーと噛み締めながら読んでしまっています。日本酒の良さを理解されないだけなら未だしも、美味しい日本酒を揃えていても注文が入るのはビールや酎ハイばかり。気が付けば満員になっても日本酒の注文はゼロなんて日は至極当たり前にありました。その時はどれ程悩んだ事でしょう。主人公の女の子気持が手にとるように分ります。漫画では徐々にお客さんが理解し増えていくという目出度い流れになっていますが、本当の商売では必ずしもそうとは限りません。8年前程では無いにしろ、今でも日本酒を飲む人が決して増えている訳では無く、どちらかといえば減少しています。自分が努力をしても世の中の流れまでは変えられません。「夏子の酒」の時の様なブームとまでは言いませんが、「蔵人」を読んで日本酒居酒屋に目を向けてくれる人が一人でも増えてくれれば幸いですね。それにしても最近は大人が読んでも面白いイイ漫画が沢山あります。

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2007年5月23日 (水)

漫画の持つ役割

日本が世界に誇る文化の一つに漫画があります。一昔前までは漫画は子供の読む物であり、大人が読んでいれば「あの人はイイ歳をして未だ漫画など読んでいる可笑しな人」というレッテルを貼られたものです。しかし今や子供達が漫画の活字さえも読む事が少なくなり、発売されている漫画雑誌の大半は大人向けの内容になっています。何を持って大人とするかはさて置き、ある程度の経験や知識を持った年齢の人間が読むのですから内容も昔の漫画に比べてかなり現実に近い内容の物が多くなっています。活字本と同じレベルで漫画も好きな私は、週2レベルで漫画喫茶には行きます。まー読まなくていい程度の漫画も多いのですが、時に物凄く感銘を受ける漫画に出合う事もあります。最近物凄く堪能したのは、既に世間では大ブレイクしTVドラマ化までされた「ブラックジャックによろしく」です。天邪鬼な私はTVドラマ化された時点では、全く読むつもりなどなかったんですが、何かのキッカケで読みだしたら余りの面白さに止まる事無く読破してしまいました。特に「精神科編」には只々圧倒されました。勿論漫画ですから総てが細部まで事実とは言い切れないでしょうが、大まかなアウトラインは現実と合致するのではないのだろうか?と考えながら読み終えました。この扱いに対して現実の医療現場に従事する人からの批判や反論が多い事に物凄く驚きを隠せません。さっきも述べましたが確かに漫画の世界ですから、実際の医療現場とは違う点もあるとは思いますが、そんな点を事細かに突っ込んでいたら何も書く事は出来ません。漫画の持つ役割としては細部ではなく、漫画を読んだ事をキッカケにして今まで目を向ける事の無かった世界に読者の興味を向けさせる事が大事な事では無いかと思います。特に精神科という扱いには注意が必要なのは何となく理解できますが、今までこの分野をちゃんと取り上げてここまで突っ込んだ人は居なかったのではないでしょうか?私個人の意見としては物凄くためになった漫画でした。元々精神病などという病気は存在せず、原因究明も治療方法も無いので医者が自分達の都合で精神病という括りにしただけな気もします。何を持って病気とするのか?それも人が勝手に決めたルール内でしか判断をしていない訳ですから曖昧な物です。様々な事を考えさせられた漫画でした。私はフィクションとして堪能出来ました。

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2006年8月26日 (土)

既成の規制に奇声をあげる

物凄く重要な事や深刻な事には目を背けるくせに他愛も無い事には目くじらをたてて怒る人達が世の中には沢山います。最近読んだNEWSは正しくそんな感じでした。内容は「TVで放送されている人気アニメ(トム&ジェリー)の一部の喫煙シーンが視聴者からの苦情を受け、そのシーンをカットして放送されました」といった感じのNEWSです。皆さんはこれを読んでどう思われますか?麻薬や殺人シーンやエロシーンなら未だしも喫煙という日常何処にでも普通に溢れている光景にまで検閲が入るという事実。しかもアニメの世界です。確かに子供向けの番組だから、と言われてしまえばそれだけで絶対的な拒否の理由になるのでしょうが、何となく自分は釈然としません。この「トム&ジェリー」は以前にも人種差別という理由で放送が出来なくなった過去があります。子供の頃から終わる事無く何度も何度も再放送を繰り返し、飽きる事無く見続けていたアニメが終わるらしいという噂が流れたのは自分が大学生の時でした。何でも家のお手伝いさんが必ず黒人で足しか映さない事とか、爆弾で爆発した後の顔が黒人差別にあたる(髪がチリチリで唇が厚くて真っ赤)そうで、何処かの人権団体から放送中止の苦情が相次ぎ放送が終わるという怪情報がまことしやかに流れました。まさか?とは思いましたが、本当の理由が明確にはならないうちに終了しました。それから何年も経ち再びTVで「トム&ジェリー」の名前を見つけた時には狂喜乱舞して喜びました。しかし見てみると以前とは違うシーリーズの放送でした。正直あまり面白くないです(勿論このシリーズから見た子供達には十分楽しめる内容だと思いますが)。差別や子供に悪影響を及ぼすシーンは確かにカットされるべきですが、その判断基準があまりにも稚拙だと文化は成り立ちません!童話「チビ黒サンボ」が図書館から消え、「ジャングル黒べー」が漫画界から消え、カルピスのマークが消滅した今、次は何を消そうとしているんでしょうか?ダッコちゃん人形が第一候補かも?

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2006年4月26日 (水)

十字路の呪は繁殖する

久方ぶりに行った漫画喫茶で物凄い漫画を見つけてしまいました。タイトルは「俺と悪魔のブルーズ」です。察しのいい人はこのタイトルだけで何の漫画か分ると思います。そうです伝説のブルーズマン「ロバート・ジョンソン」の話です。畑の真中にある十字路に夜中立っていると男が現れ交渉を始めます。「ブルーズのテクニックを授ける代わりにお前の魂をくれ」と。伝説のクロスロードの話です。その話を軸にこの漫画は描かれています。後書きにも登場しますが監修を日本のブルーズマンである(永井”ホトケ”隆)氏が務めています。ロバートジョンソンが生涯で残した29曲の中の一曲「ミー アンド デビル ブルーズ」という曲からこのタイトルを考えたそうです。未だ二巻までしか出ていないみたいですが、二冊読んで強烈に嵌りました。本当の話とは違いますが当時の黒人差別とブルーズを圧倒的なパワーで描いています。二巻からは映画の中の主人公「俺たちに明日はない」のボニー&クライドまで登場します。何か何処に行こうとしているのか分らなさ加減がドキドキさせます。月刊アフターヌーンに連載中だそうです。おっと最後になりましたが作者は(平木アキラ)氏です。最後まで書ききれる事を祈っています。

 

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2006年3月25日 (土)

赤巻きサギ・白巻きサギ・黒巻きサギ

世の中の脚本家に力が無いのか、それとも日本の漫画家が凄いのか分りませんが最近のTVドラマは漫画の映像化がやたら目に付きます。つい最近だと「夜王」なんかは私の周りの人も結構見ていたみたいでした(主人公亮介の役はTOKIO松岡君では無いと思いますが・・・)。過去にも高視聴率を叩き出した番組が沢山あります。「東京ラブ・ストーリー」「あすなろ白書」「味いちもんめ」「ごくせん」「ショムニ」「GTO」などです。先に漫画を読んでいる方には賛否両論分かれるところですが、それでも原作の面白さ故にそれなりに見れるみたいです。そしてこの春の番組改変の情報を見ていたら三本も漫画原作のドラマが始まります。ビックコミック連載中の「医龍」(坂口憲二主演)と「弁護士のくず」(豊川悦司主演)。そして私が今漫画で嵌っているヤングサンデー連載中の「クロサギ」(山下智久主演)です。「クロサギ」は作画(黒丸)で原作が(夏原武)の作品で、詐欺師の話です。詐欺師には二通りあり、人を騙して金銭を巻き上げる人を「シロサギ」といい、異性を騙し心と体を弄ぶ人を「アカサギ」といいます。その二種類の詐欺師を騙す「クロサギ」と言われる詐欺師を中心とした話がこの漫画のストーリーです。毎回様々な巧妙な手口の詐欺師が登場し、一般の人々を毒牙にかけます。依頼を受けた「クロサギ」が更に巧妙な手口で詐欺師を騙しかえします。これが痛快で面白いんです。詐欺師のテクニックもよく勉強してあるし人間の書き方も上手いです。完全に大人が読む漫画です。ドラマは見るつもりはありませんが(だって絶対がっかりすると思うので)、漫画は引き続き読みます。皆さんも漫画喫茶で読んでみてください。結構はまりますよ!

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