2012年8月26日 (日)

スティーブ・ガッとが裏方に徹したアルバム(「LOOK OUT NOW!」 THE GADDABOUTS)

THE GADDABOUTS(ザ・ガットアバウツ)の最新作にして二枚目の「LOOK OUT NOW!」を聞きました。このバンドはスティーブ・ガットが中心となっています。だからガットアバウツというバンド名なんですね。スティーブ・ガットといえば、私達の世代には大変有名なドラマー。テクニック抜群のイメージです。でもこのバンドではそういったテクニックは影を潜め、ボーカルがいきる様に裏方に徹しています。彼が引き立てるボーカルはポール・サイモンの妻であるエディ・ブリッケルです。優しいオーガニック系の歌声を聞かせてくれます。ノラー・ジョーンズというよりは一昔前のマデリン・ペルーに近いかな?60年代のオールドジャズやソウルの味わいを感じる一枚です。派手さは無いですがジワジワ染みこんで来る名盤です。大人の音楽とは正にこういうものを言うのでしょう。

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2012年7月26日 (木)

N.Yのフィルターを通したブラジル音楽(「SUB ROSA」 JESSE HARRIS)

コンスタントに良作を出し続けるJESSE HARRIS(ジェシー・ハリス)の最新アルバム「SUB ROSA」を早速聞きました。ノラ・ジョーンズの作曲家という肩書きはもう要らないほど、各方面で作曲家やプロデユーサーとして大活躍です。でも本人は何処吹く風といった感じで、売れていなかった頃と変わらず、淡々と自分の持ち味を最大限に活かした、肩の力の抜けた癒し系の音を届け続けてくれてます。さて今回はどうでしょう。先ず初めに何の情報も入れずに聞いてみました。良くも悪くも何時もと同じ、強いて言えばどちらかといえば地味な印象。二度目を聞く前に調べてみると、今回はブラジル録音。ブラジルのミュージィシャンも沢山参加。有名どころではマリア・ガトゥやヴィニシウス・カントゥアリアの名前も。そしてそれ以外でも大御所の名が沢山。ノラ・ジョーンズ メロディー・ガルドー ビル・フリーゼルなどなど。凄い面子。でもそんな事が何も気にならないほどジェシーの音だけ。別にゲスト要らなかったんじゃない?と思えるほどシンプルでそのまま。N.Yのフィルターを通したブラジル音楽といった感じですね。ジェシーはカントリーをN.Yのフィルターを通して大成功をした人物。今度はブラジルなのも頷けます。兎に角良い意味で何時も通りのオーガニックでゆるい音に溢れています。ジェシー好きは当然ですが、初めて聞く人でも先ずはの一枚でオススメしてもいい気がするほど良いアルバムです。でもジャケを見た瞬間、何処かスティーリー・ダンに感じたのは私だけ?

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2012年7月23日 (月)

沈黙を破って出したアルバムが恐ろしく静か(「Mid Air」 Paul Buchanan)

ブルーナイルのフロントマンであるPaul Buchanan(ポール・ブキャナン)の初ソロアルバム「Mid Air」を聞きました。ブルーナイルというユニット自体がそれ程メジャーではないので、そのメンバーのソロアルバムなんぞもっとマイナー。でもブルーナイル自体がミュージィシャンには相当人気のある存在なので、気になっている音楽家は多いのかもしれません。さて今回のソロアルバムですが・・・。先ず恐ろしく静かで寡黙なアルバムです。全曲通してポールの歌声とピアノなどの最小楽器のみ。弾き語りといっても過言ではないです。ブルーナイルも寡黙なアルバムでしたが、もう少し色んな楽器の音がしてました。でもこのソロは本当にシンプル イズ ベストの音造り。これが飽きないから不思議です。メロディーがいいのは間違いないですが、決してキャッチーなメロディーというわけではないんです。何か落ち着くというか和むメロディーなんです。恐ろしくいいアルバムです。でも全然話題にはならないんだろうな~。知る人が聞いたら本当に名盤だと感じる隠れた一枚です。

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2012年7月 2日 (月)

CITY POPSは死語か?(「Happy Holidays!~CITY POPS COVERS~)

本日はお店の定休日。そして見事なまでの夏晴れ!こんな日は海辺の道沿いをドライブが最適!という事でドライブ。流す音楽を考えていたら、こんなコンピレーションを思い出しました。その名も「Happy Holidays!~CITY POPS COVERS~」と言います。様は80年代の日本のニューミュジックの名曲を、最近のアーティストがカバーしたものを集めたコンピレーションです。ざっと紹介すると。①いけないルージュマジック キヨシロ&坂本龍一(土岐麻子)②DOWN TOWN シュガーベイブ(一十三十一)③う、ふ、ふ、ふ EPO(コトリンコ)④風をあつめて はっぴーえんど(DEEN&BEGIN)⑤いつのまにか少女は 井上陽水(持田香織)⑥モンキーマジック ゴダイゴ(モンキーマジック)⑦君に、胸キュン YMO(曽我部恵一)etc。。。です。その他にも数曲。あの時代TV番組やCMでよく聞いた曲ばかりです。個人的にナンバー1は こぬか雨 伊藤銀二です。山下達郎さんもLIVEでとり上げている名曲ですね。兎に角聞いていて気持ちよい!気持ちよすぎてスピードだし過ぎないように。

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2012年6月29日 (金)

隠れた名曲を世に出す(「Boys Don’t Cry」 Rumer)

前作のデビューアルバムが本国イギリスで50万枚の大ヒットを記録した遅咲きの女性SSWRumer(ルーマー)の最新作「Boys Don’t Cry」を聞きました。前作も当然聞いてるんですが、良いアルバムなのは間違いないですが、印象は地味。そんな印象が残っています。満を持してのセカンドは何とカバーアルバム。しかも70年代の男性アーティストのみのカバー集。おまけに選曲した曲もヒット曲は殆どなく、アルバムの中にヒッソリと納められた隠れた佳曲を中心に取り上げています。確かに昔のアルバムにはシングルにならなかったけど良い曲は一杯ありました。そう考えると最近のシングル以外は捨て曲のような構成は面白みに欠けますね。ルーマーはちゃんとその事を分かった上で今回のアルバムを製作したに違い有りません。さて御託はこの位にして出来栄えはというと、やはり先ず感じるのは地味。もの凄く静かでシンプルです。先ほど述べたようにヒット曲でないのでメロディー自体もそれ程キャッチーでないので、余計に地味に感じます。何度も繰り返し聞いて良くなるタイプのアルバムだと思います。

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2012年6月23日 (土)

もう過去は期待しないほうが・・・(「Little Broken Hearts」 NORAH JONES)

変てこ音楽ばかり聞いている私が紹介するのは躊躇われますがNORAH JONES(ノラ・ジョーンズ)の最新アルバム「Little Broken Hearts」を紹介します。あの衝撃的なデビューアルバムとセカンドアルバム。二枚のアルバムでオーガニック系JAZZという分野を確立させた彼女。その二枚を残しただけでもう歴史的な事実です。でも世間は更なる上を期待してしまいます。その後のノラの活動。リトル・ウイリーズやソロアルバム。水準以上の評価だし良いアルバムだと思いますが、やはり自身を超えられてないのが現実。今回はデンジャーマウスことブライアンバートンがプロデュースして、初期のオーガニックイメージの脱皮をはかった一枚。結果は・・・個人的には微妙です。恐ろしく地味だし、やりたい事が見えない。キラーチューンもないし、ワクワクもない。酷評ですが、不思議と悪いアルバムではないんです。でももういいかな?周りももうノラの輝かしい栄光は忘れてあげて欲しい。ノラ自身だけでなく、リスナーも初期のアルバムの呪縛に縛られている気がします。次回作は全くの新人として聞いてあげてください。

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2012年6月 2日 (土)

眩しいほどキラキラ(「Love is a Four Letter World」 Jason Mraz)

梅雨入りもしてないので何だか気候は夏ですね。短パン&Tシャツが似合う季節にキラキラなPOPSアルバムを聞きました。待ちに待ったJason Mraz(ジェイソン・ムラーズ)の最新アルバム「Love is a Four Letter World」です。前作は大のお気に入りでハードローテーションしました。今時にしては珍しいまっとうなメロディーメイカーな彼。どの曲も本当に素晴らしいメロディーに溢れています。で今回のアルバムですが、もう一聴しただけでワクワクするような美メロのオンパレードです。若干アレンジやメロディーラインに古さを感じるのも有りますが、そんな事が気にならない程キラキラしています。あー音楽ってこんな素敵なものだったな~という昔の気持ちを思い出させてくれるアルバムです。これから夏に向けて最高の一枚です。

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2012年5月29日 (火)

一人なのにトリオ(「FAKE BOOKⅢ」 大橋トリオ)

大橋トリオのカバー集第三弾「FAKE BOOKⅢ」を聞きました。

Ⅰ&Ⅱも当然聞いているんですが、相当お気に入りでハードローテーションしてます。

なので今回もかなり期待大です。

雰囲気というか耳さわりは今までと同じです。

が!今回は今ひとつ。

最大の理由は選曲にある気がします。

小沢健治や久保田利伸には驚かされますが、他が余り印象に残りません。

残念。

一人なのにトリオという名前で活動している通り、総て自分でこなす大橋好則さん。

そろそろ別のアーティストを加えても良いのではないでしょうか?

そうする事で世界が広がる気がします。

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2012年2月 6日 (月)

ノラもバンドの一員に徹した好盤(「FOR THE GOOD TIMES」 THE LITTLE WILLIES)

THE LITTLE WILLIES(ザ・リトル・ウイリーズ)の6年ぶりの最新セカンドアルバム「FOR THE GOOD TIMES」を聞きました。メンバーはNora Jones(P・Vo) Lee Alexander(B) Richard Julian(G・Vo) Jim Campilongo(G) Dan Riser(Dr)です。このアルバムを買う人の大半がノラ・ジョーンズのファンでしょう。私個人はリチャード・ジュリアン狙いです。今回もカントリーのカバー集ですが、それ程有名な曲は無い気がします(それ程カントリーには詳しくないので定かではありませんが)。ノラもバンドの一員として裏方にまわったりしてます。それでもノラが唄うと、一気にノラの世界になるのは流石としか良いようにありません。あの声はそれ程のインパクトのある声です。曲調もバラエティーに富んでるし、ボーカルも曲ごとに変わったりするので飽きずに聞けます。安心して聞ける好盤といった感じでしょうか?一般的にもノラ効果でそこそこ売れるんでしょうね。

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2011年12月19日 (月)

夏のようなクリスマス(「This Warm December A Brushfire Holiday Vol.2」)

皆さんお久しぶりです。またまた忙しくてブログさぼりました。もう無理なのかな?来年は色々と考えながらやっていかないと続けられないかもです。まー来年の事は来年考えると言う事で、クリスマスの今週は今年聞いたクリスマスアルバムを紹介します。Jack Johnsonの主催するレーベル(ブラッシュ・ファィアー・レコーズ)のアーティストが勢揃いしてクリスマスの唄をコンピレーションで録音しています。題して「This Warm December ~A Brushfire Holiday Vol.2」と言います。Vol.2と言う事なんでVol.1が当然あって、2008年に発売されています。今回も内容的には同じです。Jackを中心に、Zee AviやG.LoveやMoney Markなどが参加して、夏の様なゆるくてウォームなクリスマスソングを聞かせてくれます。言うまでも無く心地よい。雪のない常夏の国のクリスマスには最適の一枚です。今年は日本も暖冬。なので特にピッタリな一枚です。

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