2012年8月 9日 (木)

偉大なる先人達に捧げた一枚(「back to the woods」 Chuck Leavell))

元オールマン・ブラザーズバンドの一員であり、1992年以降のローリング・ストーンズのサポートメンバーでもあるChuck Leavell(チャック・リーヴェル)の最新作「back to the woods」を聞きました。サブタイトルにこうあります。a tribute to the pioneers of blues pianoと。つまり偉大なるブルースピアノの先輩たちに敬意を称するアルバムだという意味です。その通りにリロイ・カー リトル・ブラザー・モンゴメリー オーティス・スパン レイ・チャールズ等の曲が並びます。そして嬉しい事にキース・リチャーズやジョン・メィヤーもゲスト出演しています!まーその辺りの名前を除いてもメチャクチャ渋くてカッコイイアルバムです。ブルースファンは当然聞きですね。もはやブルースは黒人と白人の壁を超えて居る気がします。白人でも好きでズーッと演奏している人間にはもう黒人のソウルに近いモノを感じさせる事が出来ます。まさにこのアルバムはそんな感じです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月27日 (月)

歌を歌う人(「Let It Burn」 Ruthie Foster)

Ruthie Foster(ルーシー・ホスター)の最新作にして六枚目のアルバム「Let It Burn」を聞きました。前作がLIVEアルバムで、その前のアルバムから彼女の存在を知りましたが。今回のこのアルバムは一皮向けた印象。デビュー当時のフォーキーさに加え、ゴスペル&ブルースフィーリングも加わり、更に音楽の幅が広がった印象です。今作は自身のオリジナルを三曲ほどに押さえカバー曲で占められています。ザ・バンドやロスロボス。変り種ではアデル。そして私大好きなジョン・マーティンの曲までカバーしてます。またこれが実に渋いんです。ハモンドオルガンを駆使したシンプルなアレンジは、彼女の歌唄いとしての魅力を充分に引き出しています。幼少時代から培ったゴスペルの実力は本物です。地味ですが実に素晴らしいアルバムとなっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 9日 (月)

年明けに昨年を振り返るシリーズ1

毎年この時期は色んな音楽雑誌で昨年のベスト10の特集します。それを見て聞いてないの聞いたりします。何枚か聞いたのでボチボチ紹介したいと思います。新年一発目の音楽紹介はこれ!LUCKY PETERSON「EVERY SECOND A FOOL IS BORN」です。只今47歳の彼なんで私と3歳しか違いません。しかし!才能は当然ですが、芸暦も長い。何と5歳でデビューしてるんですよ。お父さんがジェイムズ・ピータースンというブルースマンだったことから、早々とデビューしています。その後も名だたるブルースマンとセッションを繰り返し、今や大御所の一人になりつつあります。今回のこのアルバムもいいです。ブルースアルバムですが、それだけに留まらずファンキーありゴスペル調ありで飽きさせません。娘のタマラ・ピータスンも大活躍です。勿論ラッキー自身のギター&ボーカルが最高なのは言うまでもないです。年明け早々ご機嫌な一枚に出会いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月22日 (月)

豪華ゲスト人を招いた意欲作(「THE SECRET」 VIEUX FARKA TOURE)

偉大なるアリ・ファルカ・トゥーレの息子VIEUX FARKA TOURE(ヴィユー・ファルカ・トゥレー)の最新作「THE SECRET」を聞きました。ここ数年前からアフリカ地方で砂漠のブルースなるジャンルの音楽が注目されています。様はアフリカのリズムにブルースギターがのっかった感じとでも言いましょうか?何枚かそれらしいのを聞いたのですが、正直私はそこまではまり込むことはありませんでした。なのに今回聞いてみようと思ったのは豪華なゲスト陣にあります。先ずプロデューサーがソウライブのエリック・クラズノー。ゲストにデレク・トラックス デイブ・マーシューズ ジョン・スコフィールド アイヴァン・ネービル という凄腕ミュージシャン達が名前を連ねます。これは聞きたくなりますよね?早速聞きました。マリの伝統的なギターを弾きながら唄うヴィユー。繰り返されるアフリカンなリズム。そこにゲストの華麗なギターが絡まってきます。これは面白いです。只やはり全曲聞くと一本調子な感じは否めません。そこがもう少し何とかなったら名盤となった事でしょう。ワールド好き・ジャム好きにも好評価な一枚です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月14日 (月)

往年のファンはどうか知らないが、自分は満足(「low country blues」 gregg allman)

オールマン・ブラーズ・バンドのGregg Allman(グレッグ・オールマン)の14年ぶりのソロアルバム「low country blues」を聞きました。音楽をもう30年以上聞いてますが、ロック魂がない私です。スタートはビートルズだったんですが、何故かその後王道ロックには全く興味がなく、ブルース・ソウル・ワールド系・ジャズ・民俗音楽の方向に進んでしまいました。なので普通音楽好きなら知っているだろ!というロックを知らなかったりします。さてそんなこんなで、このグレッグ・オールマンもそれ程知らない存在です。しかし今回はプロデュースが鬼才T Bone Burnettということで聞いてみました。結果◎でした。今回はブルースのカバーアルバムです。選曲は ジュニア・ウェルズ マディー・ウォーターズ ボビー・ブラント B・Bキング オーティス・ラッシュなど、コテコテの選出ですが、自分が知らないだけかもしれませんが、それ程有名曲ばかりでないので、あまりカバーアルバムと言う感じがしません。ドクター・ジョンのピアノがうねり、ギターも凄い!結構渋くてカッコいい一枚となっています。オールマン・ブラザーズ・バンドファンの方は酷評している方も居るみたいですが、私は結構好きです。ホワイトブルースアルバムとしては充分聞き応えあります。つまりロック魂がないという事か?良いんです。これからもニッチな音楽ファンでいきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

往年のファンはどうか知らないが、自分は満足(「low country blues」 gregg allman)

オールマン・ブラーズ・バンドのGregg Allman(グレッグ・オールマン)の14年ぶりのソロアルバム「low country blues」を聞きました。音楽をもう30年以上聞いてますが、ロック魂がない私です。スタートはビートルズだったんですが、何故かその後王道ロックには全く興味がなく、ブルース・ソウル・ワールド系・ジャズ・民俗音楽の方向に進んでしまいました。なので普通音楽好きなら知っているだろ!というロックを知らなかったりします。さてそんなこんなで、このグレッグ・オールマンもそれ程知らない存在です。しかし今回はプロデュースが鬼才T Bone Burnettということで聞いてみました。結果◎でした。今回はブルースのカバーアルバムです。選曲は ジュニア・ウェルズ マディー・ウォーターズ ボビー。ブラント B・Bキング オーティス・ラッシュなど、コテコテの選出ですが、自分が知らないだけかもしれませんが、それ程有名今日ばかりでないので、あまりカバーアルバムと言う感じがしません。ドクター・ジョンのピアノがうねり、ギターも凄い!結構渋くてカッコいい一枚となっています。オールマン・ブラザーズ・バンドファンの方は酷評している方も居るみたいですが、私は結構好きです。ホワイトブルースアルバムとしては充分聞き応えあります。つまりロック魂がないという事か?良いんです。これからもニッチな音楽ファンでいきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月31日 (月)

アルバムとして大好きだけど・・・(「MISSION BELL」 AMOSE LEE)

AMOS LEE(エイモス・リー)の最新アルバム「MISSION BELL」を聞きました。通算四枚目のアルバムです。前作「Last Days at the Lodge」がその年のマイベストに入賞するほど大好きだったんで、今回もかなりの期待で聞きました。音を聞いて驚きました。完全にマリアッチ風な曲が増えていたからです。思わず?????マーク並びまくりでした。よくよく調べてみると、今回のプロデュースはアリゾナで活躍するキャレキシコのジョーイ・バーンズがしてるではないですか!どうりでマリアッチ風なわけです。ゲストも豪華です。プリシア・アーン ルシンダ・ウイリアムズ ウイリー・ネルソン などカントリー系の大御所が参加してます。アルバムの内容はメチャクチャいいんですが、少し疑問もあります。エイモスはデビューは男性ノラ・ジョーンズと言われオーガニックな楽曲でデビュー、その後少し迷走して、前作のアコースッテック主体のSSW系。私は前作の路線が好きなんで、これで行くのかと勝手に思っていたら、今回の大変化。確かに芯にあるのはフォーキーでオーガニックで変わってないんですが、何か足が付いてない気がするのは私だけ?変化するのは良い事だけど、アルバム毎に変わるのはどうかとも思います。まーこのアルバムは名盤であるのは間違いないからいいのか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月23日 (月)

久々に驚かされた企画(「MEMPHIS BLUES」 Cindi Lauper)

80年代というかMTV時代に大ブレイクしていた派手派手女性シンガーCyndi Lauper(シンディ・ローパー)を憶えていますか?タイム・アフター・タイムなどの名曲も残しています。別段ファンでも無かったせいもありますが、ここ最近は何をしているのかさえ分からない状況でした。そしたらどうでしょう!前情報で何とブルースアルバムを出すと聞いて驚きました。しかも大御所たちがゲスト出演していると!シンディーとブルース?全く想像だにしなかった組み合わせです。でも何か興味をそそられたの早速聞いてみました。タイトルはズバリ「MEMPHIS BLUES」と言います。何でもシンディーは10年以上前からこの企画をあたためていたそうで、突如思いつきでやった企画ではないそうです。さて内容ですが、驚くほど直球のメンフィス・ブルース集です。一曲目聞いたときには、正直これは駄目駄目なアルバムではないか?と残念な気持ちになったんですが、聞き進むうちに不思議とシックリきだしました。何故だろう?やはり大きな要素の一つは偉大なゲスト陣によるものだと思います。全体通して彼女を支えたのがニューオリンズの巨匠アラン・トゥーサンで、久方ぶりに唄とギターを聞かせてくれるB.B.KING。そしてスライドギターの名手ジョニー・ラングの渋い演奏。極めつけは何とアンピープルズ歌声まで!!!!何じゃこの豪華ゲストは。彼らのパワーと染み付いたブルースに引きずられるようにシンディーの歌声も不思議とブルースウーマンの感じになっていきます。初めの印象とはガラリと変わり聞き終わる頃には違和感全くありません。本当に驚かされました。でも絶対売れないな~。でも良いアルバムです。ブルースファンもシンディーファンも聞いてみてください

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2009年9月 8日 (火)

思想的な部分を取り除いた作品(「TOGETHER THROUGH LIFE」 BOB DYLAN )

昨日紹介したジョージ・ベンソンに続き、本日も肉食系高齢ミュージシャンを紹介します。4年ぶりの新作「TOGETHER THROUGH LIFE」を発売したBOB DYLANです。どちらかと言えば普段全く聞かないミュージシャンの一人なんです。何故かと言うと思想が前面に出る楽曲が余り好きではないからです。完全な思い込みなんですが、ボブ・デイランは私の中ではその代表格のひとりとなっています。故に新作が出ようが、昔の名盤を未だに聞いてなかろうが放置してある一人です。しかし何故かこの新作は聞いてみたくなったんです。だって思想的な部分を排除しラブ・ソングばかりを唄い、更にソウル・ブルースへのリスペクトアルバムと聞いたからです。早速聞いてみたんですが、一曲目からニンマリしてしまいました。完全に今までの私のボブ・デイランに対する認識が変わってしまいました。ゆるさ・シブさ・タイム感。私の大好きな音に溢れています。どこかで聞いたことのあるメロディーは、パクリではなくあくまでもリスペクトで、いとおしささえ感じます。タイトルを和訳すると(ずっと一緒に)となります。ジャケのキス写真といい、愛に溢れた一枚となっています。全米・全英一位も伊達じゃないですよ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月25日 (火)

おもろい夫婦(Written in Chalk」 BUDDY&MILLER )

マイケル・ジャクソンの死が何と他殺だった!とアメリカの検視当局は結論付けたというNEWSが今朝方流れてきました。何でも強力な麻酔剤の投与による他殺だそうです。のりピーや押尾容疑者の事件より数倍も謎も規模も大きいので世間は大揺れしそうな様相ですね。一人の人間が死ぬ事で何百億のお金が動くんですから凄い事です。その一方使い切れないくらいのお金があっても幸せではないという事実を突きつけたマイケルの死です。程々のお金と健康な体、欲を言えば大切な友や伴侶が側に居れば人間は相当の幸せを得れると言う事です。ここに幸せな一組の夫婦が居ます。BUDDY&JULIE MILLER(バディー&ジュリー・ミラー)という夫婦名義でアルバムを制作しています。普段はそれぞれが個別の音楽活動をしている事が多いのですが、たまに夫婦共同名義で音楽活動をし、二人名義でアルバムを出すのも今回で二枚目だそうです。「Written in Chalk」と名づけられた最新作は、夫婦ならではの絶妙な信頼感から出来上がった良盤です。一応全体を通すイメージはカントリーですが、ブルース・ジャズ・ソウル・ロックと様々なジャンルの音を聞かせてくれます。それぞれのソロ唄にデュエットも加わり飽きる事無く聞くことが出来ます。新しさなど全くありませんが長い音楽活動に裏づけされた安定感と二人ならではの化学変化が良い具合に楽しめます。故人的には結構ハードローテーションで聞いてる一枚となりました。それにしても妻であるJULIE MILLERの歌声が、曲によってはシエリル・クロウの歌声に聞こえて仕方ないです。カントリーが下地のロックという点も似ているから尚更です。シエリル好きの方なら分かってもらえると思えます。

| | コメント (0) | トラックバック (2)