2012年11月29日 (木)

お下劣ゾンビ(ゾンビ・アス」 井口昇監督)

皆さん観てしまいましたよ。話題のお下劣映画を。その名も「ゾンビ・アス TOILET OF THE DEAD」と言います。オブ・ザ・デッドシリーズがここまで来ました。そして日本映画です。監督は「片腕マシンガール」や「ロボゲイシャ」の井口昇監督です。物語は・・・。正直どうでもいいです。兎に角お尻から排泄物と寄生虫が出まくりの映画。その寄生虫でゾンビ化した村人と闘う映画。もうB級を通り越してD級いやZ級映画です。正直ゾンビモノとして語る気は全くありませんが、お馬鹿映画としては相当のレベル。大の大人がここまで馬鹿になれるのは素晴らしい。そして主演を含めて出演した三人の若い女性。惜しげもなく肌をさらし、その上オナラや排泄物を出す役を引き受けた心意気には感服します。アメリカのお馬鹿映画と肩を並べる大馬鹿度合いです。話のネタには最高なので観てみて下さい。でも注意です。兎に角汚らしいです。御飯時はおやめください。

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2012年10月24日 (水)

個人的には傑作だと思う(「LAST4」)

あまり期待せずに借りてきたゾンビモノ「LAST 4」を観ました。あまり期待せずにというの、この映画に限らずゾンビモノの9割は外れだから、どれもそんな感じで借りてきます。なら観なければいんじゃん!と毎回言われるんですが、時に隠れた名作に出会うので続けています。今年は「ゾンビ大陸 アフリカン」という傑作に既に出会っています。さてこの映画はどうでしょう。物語はとある田舎町が舞台。ある朝大きな震度と共に町の外れの化学工場に噴煙が上がっているのを主人公は目にします。後々分かるのですが、どうやら化学薬品が爆発してその煙で人々がゾンビ化しているみたいです。タイトルから分かる様に、ゾンビ化せずに生き残った四人が、とある倉庫に立てこもります。その中での緊迫した模様や人間関係が描かれます。果たして彼らは生き残れるのか?という感じです。正直内容はベタでゾンビの出現率も凄く少ないです。が!これは実に素晴らしい映画でした。兎に角少ししか出てこないゾンビの使い方が上手い!観てる側がゾワゾワするのを物凄く考えています。後普段のゾンビが全く動かないのに(一点を見つめてボーッと立っている感じ)、人を見つけると猛ダッシュしてくるコントラストが素晴らしい。この監督やりますね。何時か凄い映画を撮りそうです。こういうB級映画に出会うからやめられないんです。オススメです!

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2012年9月29日 (土)

青春ロードムービー風ゾンビ(「ゾンビヘッズ 死にぞこないの青い春」 ピアース兄弟)

全く新しいゾンビ映画「ゾンビヘッズ 死にぞこないの青い春」(原題 DEADHEADS)を観ました。相変わらず乱発されるゾンビモノの中では異質の作品でした。簡単に説明するとある実験で無理やりゾンビにされた主人公。見栄えと体は完全にゾンビなんですが、気持ちと頭は人間のまま!振られた彼女に最後にもう一度想いを伝えたくて相棒のゾンビと彼女に会いに行くというロードムービーです。途中優しい人間のおじさんと友達になったり、彼らを追う工作員と戦いになったり飽きさせない内容になっています。なのでゾンビ映画とは言っても全く怖くないです。ゾンビの形を借りた青春ロードムービーです。結構良い出来だと思います。最近ゾンビ映画で出来がいいのはコメディー系が多い。もうその分野でしか生き残れないのか?そう思うと先日紹介した「ゾンビ大陸アフリカン」は秀逸だったな~。おっと話がそれました。この映画を監督したのはブレッド&ドルー・ピアース兄弟と言います。何でも父親がホラーの名作「死霊のはらわた」(サムライミ監督デビュー作)の特殊メイクを担当していたそうです!どうりで途中のドライブインシアターで「死霊のはらわた」が流れる筈です。なので観て損は無い映画だと思いますが、怖がりたい方には不向きです。

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2012年9月 4日 (火)

まさかのディズニー、そしてまさかの3D(「フライト・ナイト/恐怖の夜」 クレイブ・ギレスビー監督)

1985年に放映された「フライト・ナイト」。吸血鬼ホラー映画としてはB級ホラーファンの間ではカルト的な人気のある作品です。勿論私も大好きな映画。続編も作られましたがやはり前作を超えられる筈もなく、ひっそりと知る人ぞ知る映画となってました。それがどうでしょう!何とリメイクで登場!しかもディズニー映画!そして3D!驚きを隠せません。リメイクという事で細かい説明は一切無し。おまけに青春ラブコメディーの要素もふんだんに織り込まれています。なので万人向けの怖くないディずにーランドのお化け屋敷のようなティストです。まー怖くはないですが安心して観れるレベルの作品になってます。そして一番驚いたのが監督がクレイブ・ギレスビーという点。彼は傑作「ラースと、その彼女」の監督だった人!その才人が今更ホラーを撮るとは思わなかったので驚きです。タイトルを「フライト・ナイト/恐怖の夜」と言います。家族で恋人と楽しむには最適なホラー映画です。

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2012年8月29日 (水)

10年ぶりの監督作(「ザ・ウォード」 ジョン・カーペンター監督)

敬愛なるジョン・カーペンター監督の最新作「The Ward/ザ・ウォード」を観ました。何と監督作としては10年ぶりだそうです。全然気づきませんでした。前作が2001年の「ゴースト・オブ・マーズ」というSF作品でした。ん~確かのこの頃の監督作品は今ひとつパッとしてない印象。なので10年空いたんですね。さて今作品ですが。割と良質なホラーサスペンス映画となってました。なので結構万人が観ても楽しめる内容だと思います。逆にカーペンターらしいB級色や良い意味でのチープさが無かったのが残念。でも10年ぶりの復帰作としては充分及第点ですね。物語の舞台は少女ばかりが入院している精神病院。そこに送られてきた主人公が、過去に居た消えた少女の謎を探ります。そこには驚くべき謎が!という内容です。とあるキーワードを言ってしまうとネタバレになるので、この位の説明です。ロメロがここ数年大活躍しているので、カーペンターも完全復活望みます。そうそう「物体X」もリメイクされるみたいですしね(リメイクというかプロローグのような話だそうです)。

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2012年8月25日 (土)

タイトルが違ったら良かったのに(「ホステル3」 スコット・スビーゲル監督)

全世界に拷問映画というジャンルを知らしめた問題作「ホステル」。監督のイーライ・ロスは今やB級ホラー界の救世主のような扱いとなっています。そして出るべくして出た「ホステル3」。監督はスコット・スビーゲルという人物に変っています。物語の舞台は今回はラスベガス。主人公の男が結婚を控えて、友達とバチェラパーティーに出かけた先がベガスです。そこでシリーズと同じ様に誘拐され、一人一人拷問で殺されていきます。今までと違うのは拷問シーンがショウ形式(ベガスですからね)で、客はお金をかけながら拷問を観ます。そして最大の違いは、今回は個人的な私情が挟まっている事。ここがいただけない。このシリーズの不気味さは相手を選ばない事。そして人間の底にある残虐性が持ち味。両方とも今作品にはなく、つまり不気味さが一切なくなりました。でも結構テンポよく楽しめました。なのでホステルシリーズとして出さなければ、そこそこ楽しめるB級ホラーだったのに残念。続編は手出しちゃ駄目ですね。

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2012年8月12日 (日)

アジアから凄い才能が!(「マカブル 永遠の血族」 モー・ブラザーズ監督)

年齢不詳のかなりインパクトのある女性の顔のパッケージのDVDを観ました。タイトルを「マカブル 永遠の血族」というインドネシアの映画です。監督はモー・ブラザーズという兄弟です。物語は若者5人が道路で一人の女性を拾った事から始ります。強盗に襲われたという女性が家まで送ってほしいという「願いを聞き一同は山の中の豪邸へ。そこに居たのは女性の家族。年齢不詳で美人だけど何処か不気味な女性主人ダエとその子供2人。お礼に食事を食べていってくれという言葉を受け食事をするのですが、その中に睡眠薬が入れられていて若者は監禁されます。さーそこからはB級ホラー定番のゴアシーンの連続。どうやらこの一家は人を拉致監禁してはその肉を喰らい、永遠の生命を得られると妄信した一族でした。その後は何とか逃げようとする若者達と狂った家族との壮絶な戦い。一人生き残った若者の女性と女主人ダエとの一騎打ちで大演壇!想像以上良く出来たB級ホラーでした。監督は過去の名作ホラーを相当好きで見ていたに違いないです。アジアから凄い才能が出てきました。今後楽しみです。でも今回のベストは女主人ダエ役の女優。彼女の演じた不気味なキャラはホラー映画史上の歴史に残るキャラですよ!

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2012年8月 8日 (水)

笑いと恐怖は背中合わせ(「タッカーとディル 史上最悪にツイてないヤツら」)

最近ツタヤがツタヤだけレンタル出来ます!という作品を猛烈にプッシュしてます。そしてそのどれもが非常に面白そうな作品です。何本か観ましたが非常に惜しい作品ばかりです。ストーリーや展開は面白いんですが、オチが今ひとつという作品ばかりなんです。まーそうだからこそ日本未公開なんでしょうけどね。でもテーマや取っ掛かりは面白い作品が多いです。その中の一本「タッカーとディル 史上最悪にツイてないヤツら」を観ました。物語はB級ホラーにありがちな山奥の湖のあるキャンプ場。大学生の男女がバカンスを楽しみにやってきます。そこには古びた山小屋が有り、何とも怪しい男二人が居ます。当然学生たちはこの二人を怪しみます。その上過去にここで無差別殺人事件があったという事実。否が応でもこの二人は殺人鬼です。しかし実際は何でもない只の中オヤジ二人組みです。偶然溺れかけた女性を助け小屋に連れ込んだ事から大変な事が!拉致された勘違いした学生達が武器を手に救出に来ますが、運が悪い事に一人は木に串刺しなったり、木を砕く機械に躓いて飛び込んでグチャグチャになったりと死んでいきます。あくまでも偶然なのに、学生たちは彼ら二人が殺したと勘違いまします。その後はドタバタ、警察も絡んで更にとんでもない事態に、果たして結末は?まー兎に角笑えます。古典的なB級ホラーのパロディーも沢山盛り込まれ、もの凄く良く出来たホラーコメディーとなっています。本となら大傑作と言いたいところですが、後半失速。もっとハチャメチャでも良かったと思います。でも名作ホラーコメディーの一本には入れても良い出来栄えだと思いますよ!ツタヤだけ商品なのでアマゾンで取り扱い無しです。

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2012年7月31日 (火)

久々の大傑作ゾンビ(「ゾンビ大陸 アフリカン」 ハワード&ジョン・フォード監督)

いや~ゾンビって本当にいいですね!思わずそうコメントしてしまいそうになるゾンビ映画の傑作観ました。その名も「ゾンビ大陸 アフリカン」です。監督はハワード&ジョン・フォードという兄弟監督。知らない人ですがイギリス人だそうです。DVDのパッケージングもよく、観たくてウズウズしてた一本です。内容はさておき(ほぼゾンビモノにはどうでもよい)、アフリカの広大な大地を舞台にしたのが大正解。その上ゾンビの殆どがアフリカ人。元々の飢饉状態もあるからからゾンビメイクがメチャクチャリアル。ロメロゾンビより「サンゲリア」のフルチゾンビにイメージは近いです(あそこまでグチャグチャは少ないですが)。兎に角雰囲気は最高です。そして王道通り、ゾンビたちは走らず、一歩一歩鈍い足取りで近づいてきます。これがドキドキします。ゾンビは鈍いが休む事無く眠る事無く何処へでも迫ってきます。アングルも足だけ見せたり、草むらの中をチラッと見せたりと工夫してます。久々の傑作といってもいいのではないでしょうか?多少後半ダレますが、そこは御愛嬌。充分メジャーでも通用する内容です。山のような下らない作品を観続けてきたゾンビもの。まだまだやり方次第では傑作が生まれるものですね。天晴れ!

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2012年7月27日 (金)

園子温監督推薦(「ドリーム・ホーム」 パン・ホーチョン監督)

ツタヤ100円セールで何か面白そうな映画ないか探していたらこんなコメントの書いてあるDVDを見つけました。(残酷なら韓国より香港が本家だ!園子温監督)。おー園監督推薦の映画だ!と思い何の情報もなく借りてきました。物語はシンプル。貧富の差が激しくなった香港。日本のバブル時の時の様に地価はドンドン上昇し、マンションの値段もうなぎ上りです。都会のマンションに住むことだけが夢の主人公のOL。病気の父親をかかえ、不満が鬱積した毎日を過ごしています。何とか念願のマンションを買える事になったら、大家がもっと値段が上がると踏んで急遽とりやめに。それだけが夢で頑張ってきた主人公は箍が外れます。マンションに住む住人を11人も意味もなく虐殺します。その目的は殺人事件のあったマンションは値段が下がるということだけ。そんな理由で虐殺をします。その虐殺シーンが凄い!確かにグロテスクなんですが、余りにも自然に人を殺していくので、何か清々しい気持ちさえなります。いかにも園監督が好きそうな凄いスプラッター映画でした。内容などないですが、ここまで思いっきりがいい映画は珍しいと思います。

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