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2012年12月26日 (水)

2012本総括

いよいよ今年も後一週間。ラストの本の総括です。

①静かな爆弾/吉田修一 恐ろしく静かで衝撃的な作品。吉田作品の中ではナンバー1の印象。こういう小説を書ける人は少ない気がします。

②彼女がその名を知らない鳥/沼田まほかる 今年ブームの来たイヤミス作家の一人。数年前に彼女のデビュー作をベスト10に入れた自分の先見眼を確認した本。

③舟を編む/三浦しをん いうまでもなく直木賞作品。ここ数年あまり良い印象がなかったんですが、これは良かった。知らなかった辞書編集を知れました。

④残穢/小野不由美 映像ではフェイクドキュメンタリーをずっと追っていた私ですが、いよいよ小説でも登場。何とも言えないリアル感が、じわじわ足元から迫ってきました。

⑤深く深く、砂に埋めて/真梨幸子 こちらもイヤミスでブレイクした一人。この作者もデビュー作から絶賛した一人。外れのない作家の一人となりました。

⑥ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ/辻村深月 今年の直木賞作家。それを期に何気に読んでみた一冊ですが、めちゃくちゃ面白かった。今後も期待大の作家さんです。

⑦最も遠い銀河/白川道 何の新しいさもないですが、じっくり書き込まれた小説の凄みを感じる一冊です。有名な「天国への階段」の何倍も良い作品に感じました。泣けた。

⑧埋み火/日明恩 メイフィスト賞でデビューした作家さん。こちらも今年初めて読んだんですが面白かった。こうしてみると重厚な作品に今年は嵌った気がします。

⑨空飛ぶタイヤ/池井戸潤 今更ながら過去の話題作を読みました。直木賞作「下町ロケット」よりこちらの方が面白いと思います。昨日読み終わり滑り込み入賞。

以上9作品が印象に残りました。今年は本に関しては当り年だった気がします。年齢のせいか重厚で泣ける系に嵌る傾向にあります。横山さんの「64」を友人に借りれました。どうやら年内は読めそうにないので、年明け一発目になりそうです。尚今年も古本屋100円コーナーのみの購入&友人から借りたものでの選評なので、時系列がバラバラですのでご了承ください。

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