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2012年11月 7日 (水)

人は人を殺せる。でも人は人を救いたいとも思う(「死刑」 森達也)

しばらくブログ更新出来ずにすいません。11月は毎週イベントが有りてんてこ舞です。でもちゃんと本も読んでるし映画も観てます。CDはお金なくて最近ちょっと我慢状態ですが・・。さて久々の投稿は、森達也さんの「死刑」というノンフィクション。オウムや超能力者に切り込んだ森氏が、今度は死刑制度に切り込んだ話題作です。読み終えて思うこと。自分はどちらかと言えば死刑賛成派だと実感した。それは信念が物凄くあってのことではなく、被害者の感情論を納得させる為には仕方ないのでは?という意味でです。昔はあだ討ちが許されていた。それが禁止されている昨今はいたしかたない気がします。それと無期懲役にしても、その犯罪者を税金で一生面倒を見なくてはいけないという矛盾にも疑問を覚えます。昔みたいに無人島に島流しでもいいのではないかと思う(無理だけど)。何か軽い意見になりましたが、この問題は当事者ではないと本当の所の深い部分は理解できないと思います。私は卒論のテーマに選んだカミュの「異邦人」。その中で主人公は殺人お罪で死刑になります。悔い改めれば死刑から逃れれるにも関わらず主人公は一切しません。その理由が(交通事故や病気で明日死のうが、老衰で何時か死のうが、死刑で死ぬ事とどれだけの違いがあるのだろう?)という疑問からです。死と言う現象は何時どんな死に方であろうと違いはない。死刑で死ぬ事もその人の運命なのかもしれない。毎度の如く森氏も結論らしい結論は出していない。読者に何かが生まれる事を願う。確かに死に対して何か考えるキッカケの一冊になったのは事実ですね。

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コメント

こんにちは。森達也さんの同書、読了しました。おっしゃるとおりこの刑について考えるきっかけをいただきました。良書との出会いに感謝です。

投稿: ETCマンツーマン英会話 | 2012年12月 1日 (土) 00時59分

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