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2012年8月 3日 (金)

山が活きていない(「凍雨」 大倉崇祐)

山を舞台にした話を書き出してから一気にブレイクした作家さん大倉崇祐(おおくら たかひろ)さんの最新作「凍雨」を読みました。凍雨と書いて(とうう)と読みます。大ヒットした「聖域」、そして「生還」と山を舞台にした作品の三作目です(もしかしたら他にもあるかもです)。今回はミステリーというよりはダイハード並のアクション巨編です。山で死んだ親友の命日に、その妻と子供が供養の為登山。そしてその死のキッカケを作った親友も同じ日に山に。そしてこれまた偶然に、中国マフィアから薬と大金を奪った武装した犯罪組織8人程が山に逃げ込みます。その後は想像通りドンパチ殺し合いの連続。主人公である男は元自衛隊の特殊部隊出身。山での行動や銃器の扱いはプロフェッショナル。一人でどんどん犯罪集団を追い詰めますが、運悪く女性と子供が人質に。主人公は二人を助ける事が出来るのか?結末は?という物語です。まー想像するとおりの結末ですから何の新しさもないです。ワクワク感やドキドキ感は感じるシーンは多々ありますが、この手の作品は得意とする作家さんが他にも多く居るので平均点クラス。今回は山があまり活きていなかったのが残念。でもそれなりには楽しめます。何も考えずにアクションを楽しみたい方には最適。読みやすく分かりやすいです。

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