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2012年7月25日 (水)

子供はそんなに絶望してるのだろうか?(「絶望中学生」 山本俊輔)

タイトルと本の装丁に惹かれて読んだ一冊があります。山本俊輔さんの「絶望中学生」という一冊。物語は一人の生活指導の先生が何者かに殴られて昏睡するという事件から始ります。この先生が勤める中学校では表に出ない虐めや問題が沢山あります(どこでもそうなんでしょうが)。そして先生の側に色々と問題が有り、何か得体の知れないモヤモヤが学校全体を覆っています。大筋としては先生を殴った犯人を捜すミステリーですが、描かれているのは中学生の絶望的な日々の生活です。確かに最近の世界情勢や日本の経済状況。政治家の馬鹿さ加減をみていると、子供でも未来がないと絶望してしまう気持ちは分かります。そして思春期特有の差別意識みたいなのが絡まって、登場人物は皆死んでしまいたいとか、逆に誰かを殺してしまいたいという負の感情を爆発させます。その点の描き方はリアルでいいと思います。が!ミステリーとしては駄々すべり。もう犯人分かるシーンなんて「えーーーーーーー」というくらいのアッサリです。なので小説としてはオススメできませんが、現在の中学生の鬱積した気持ちを読むには良い一冊です。

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コメント

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
12歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

投稿: noga | 2012年7月25日 (水) 13時47分

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