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2012年6月15日 (金)

何だか懐かしくもこそばいい(「虚言少年」 京極夏彦)

最近ちょっとガッカリの作品が続いている京極夏彦さんの「虚言少年」を読みました。京極堂シリーズは何時書くんだい?というファンの声が聞こえてきそうですが、恐らく今は書けないんでしょうね。ここ二冊ほど酷かったですから。それでは他の作品を乱発している京極さんです。時折これはこれでありという作品もありますが、基本的にはガッカリな作品が多いです。今回も酷評した「どすこい」と同じレベルでなければいいのに、と思いながら読み始めました。物語は三人の小学生の日常生活。誰も子供の頃にした事や考えた事が、リアルに馬鹿らしく描かれています。読んでいて共感できる部分多々あります。多分共感できる人ほど馬鹿な小学生時代をすごした人だと思います(私は完全にその馬鹿代表です)。なので特別な事件など起こらないし、泣かせる仕掛けもないです。でも最後まで退屈する事無く読めました。では結果どうかというと・・・、京極作品としては30点。それを抜きにしたら60点という感じです。決して面白くないわけではないですが、京極さんが書かなければいけない作品かというと全くNOです。そろそろ本業お願いします。印象に残った言葉があったので書いておきます。(僕としてはスプーン曲げなんかより林家正楽の紙切りの方がずうっと凄いと思うし、面白いというならユリ・ゲラーより由利徹の方がずうっと面白いと思う)馬鹿な子供らしい下らないコメントに、思わず共感した私。44歳にして未だに馬鹿です。

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