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2012年6月20日 (水)

題材が古いだけにもう一つ斬新さが欲しかった(「プリズム」 百田尚樹)

台風が凄くてお店が雨漏り。なので店はCLOSEしてましたが雨漏りの様子を見ないといけなったので先ほどまで本読みながらお店に。峠は超え今は雨も風もないです。二冊読み終えましたので、本日は一冊紹介。百田尚樹さんの「プリズム」読みました。主人公は取り立てて不満のない夫婦生活を送る主婦。子供が出来ないので仕事を持とうと登録した家庭教師の派遣。そこから派遣されたのは広大な庭を持つお金持ちの家。そこで家庭教師をする事になるのですが、一人の男子と知りあいます。しかし次に会った時には先日出会った事も覚えていなし、正確も全く別人。物語が進むと彼は多重人格の病を抱えると分かります。その中の一人の人格に主人公は恋をしてしまいます。さて結末は・・・。私の世代はビリーミリガンを読んでいるので、今更多重人格テーマはもの凄く古く感じますが、この物語はそこにテーマを置いてません。たまたま愛した人が多重人格者だったという、一人の女性の気持ちの揺らぎが大切なテーマです。その点は素晴らしいと思いますが、作者が「永遠の0」で見せた人の心の繊細な変化までは描ききれてませんでした。残念。でもまあまあ面白かったです。台風の中もう一冊百田さんの作品を読みましたので明日UPしますね。でも台風5号も来てるんですよね。今週は漁も無さそうなんで魚は壊滅的でしょう。自然相手ですから仕方ないですね。

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