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2012年5月30日 (水)

ナニモナイけど、気づけば沢山ある(「太陽のあくび」 有間カオル)

有間カオルさんの「太陽のあくび」を読みました。舞台は二つ。愛媛の片田舎のミカン農家、そして東京の通販会社。ミカンは売れないし、通販会社の食品担当は全く成果が出せず、両方ともがけっぷち。そんな二人が人生をかけて通販でミカンを販売する所から物語りは始ります。これっていきなりエンディング並のドキドキ感です。しかし当然の如く失敗。意気消沈したそれぞれは、起死回生の逆転劇を狙って動き出します。その中で色んな葛藤や衝突がありますが、それぞれが成長していき、思いがけない結果が・・・。という物語です。いや~最近こういう清清しい小説好きですね。歳をとったせいか、疲れているせいか、何故なんだろう?何でもない話が身に染みます。田舎に住んでいる方はナニモナイと良く言いますが、都会の人間からすると沢山のモノがある場所です。それもお金では買えない何かがある場所です。この本を読むと妙に田舎が恋しくなります。

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