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2012年1月12日 (木)

おしい作品(「審判」 深谷忠記)

深谷忠記さんの作品を初めて読みました。その名も「審判」と言います。幼児殺人の罪で投獄された男が、自分の無罪を証明する為に、その当時の関係者に一人づつ接触していきます。その過程で明らかにある真実。上手いのがその真実を少しづつ明かしていく点。最後に最大の真実が明らかにされます。深谷さん作品初でしたが、好感触です。最後の方までグイグイ引っ張られ、先を知りたくなる展開は〇です。ただ最後の最大の真実は途中辺りから読めてしまうのは残念。その点さえもう少し何とかなっていたらもっと高評価の読了感だったと思います。いい言葉があったので書いておきます。(法律は、加害者が規定の刑罰に服役すれば罪を償ったものと定めている。しかし、罪を犯した人間は、何をしようといかなる罪を受けようと、それだけでは償う事が出来ない。罪は被害者が許したとき、そのとき初めて償われることになるんだ)その通りの言葉ですね。深谷作品他も読んでみます。

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