« もはや夏の三部作は定番(ほんとにあった!呪いのビデオ42) | トップページ | 水の中の女神達(「MUJERES DE AGUA」 Javier Limon »

2011年9月11日 (日)

漫画的な作品(「ボックス!」 百田尚樹)

「モンスター」に続き百田尚樹さんの「ボックス!」を読みました。既に映画化された話題作です。タイトルからも分かるように、ボクシングの話。それも恥ずかしい位の青春群像モノ。百田さんの懐の深さを感じます。が!やはり小説のレベルとしては今ひとつ感は否めない。それぞれのキャラは漫画チックで際立っていて面白いんですが、何か皆優等生過ぎます。主人公の真面目な青年はいいとしても、元々悪だった天才ボクサーの描き方が余りにも真面目すぎてリアル感がない。もっと心の葛藤があってもいいのでは?と思います。「モンスター」の時にも言いましたが、「永遠の0」の時の深い人物描写はこの作品からも感じられませんでした。でもそれぞれの選手の終わり方は、結構他の作品ないクールな感じで斬新でした。青春とか夢とかは、やはり殆どが努力しても敵わないものです。下手に期待を持たせないこの終わり方は納得です。

|

« もはや夏の三部作は定番(ほんとにあった!呪いのビデオ42) | トップページ | 水の中の女神達(「MUJERES DE AGUA」 Javier Limon »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 漫画的な作品(「ボックス!」 百田尚樹):

« もはや夏の三部作は定番(ほんとにあった!呪いのビデオ42) | トップページ | 水の中の女神達(「MUJERES DE AGUA」 Javier Limon »