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2011年4月24日 (日)

映画化向き作品(「伏 贋作・里見八犬伝」 桜庭一樹)

桜庭一樹さんの最新作「伏 贋作・里見八犬伝」を読み終わりました。久々に暇だった週末を利用して一気読みでした。本家・里見八犬伝を読んでいません。私にとって里見八犬伝とは薬師丸ひろ子主演の角川映画の印象しかありません。そんな薄い知識で読みだしましたが、知識のない私でも本家とは全く違う内容に気づきます。一応ベースにはなっていますが、全く別物語として読んだほうがいいです。途中本家の作者が作品を書き上げる模様とか登場するのは笑えますが・・。さて内容ですが、八犬伝のベースで使っているのは犬人間という存在。姿形は一見人間ですが、長い犬歯と驚くほどの跳躍力を持つ犬人間。そして主人公は山奥で猟師に育てられた鋭い嗅覚を持つ少女と、力自慢の兄です。この二人が江戸に潜む犬人間を退治するお話です。大江戸エンターティメントといった感じの内容なんで、映画化したら映像が映えそうな感じです。しかし何時もの桜庭色から考えると、ちょっと人間描写が薄いかな?そこそこ楽しめる一冊でした。

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