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2011年3月 3日 (木)

心の闇は全く見えない(「逮捕されるまで」 市橋達也)

リンゼイさん殺害犯市橋達也「逮捕されるまで」をお客さんに借りて読みました。大きな字で読みやすかったんで、さくっと1時間で読了。逃げている間に何処でどんな生活をしていたかを克明に書かれています。思ったよりちゃんとした生活をしていて驚きました。やはり沖縄の離島での生活が一番インパクトが残ります。非常に興味深く読んだんですが、市橋達也の心の闇は全く浮かび上がって来ません。これはどういうことでしょうか?考えられるのは、ひとつは全く反省などしておらず、弁護士などに賠償金の為に書いた方がいいと薦められて書いた。そしてもう一方は、心の闇など全く無かったという事です。養護をするわけではないですが、マスコミや長い逃亡から市橋を悪魔のような存在に日本中が感じてしまっただけで、実は衝動的な犯行だったのかもしれませんね。かといって犯罪が許されるわけではないので、きっちり罪は償ってください。小説みたいに犯人の心の闇までは、そうそううかがい知れる事ではないですね。読み物としては内容の薄い物語で、読み応え全く無しです。

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