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2010年12月24日 (金)

手法はありきたりだが、好きなんで読んでしまう(「空を見上げる古い歌を口すずさむ」 小路幸也)

40歳を過ぎた頃からか妙に子供の頃の生活が懐かしく感じたりする時があります。それは何故だろう?今の世の中が非常に厳しい時代だから、何も考える事無く自由に生きていたあの時代を思い出すのか?それとも人生の折り返しを過ぎたことで、前を見るだけでなく後ろを振り返ることも、そろそろしなさいよという神のお告げでしょうか?真意は分かりませんが、兎に角最近は子供の頃を懐かしく想う。そんな気分にピッタリな本を読みました。2002年に「空を見上げる古い歌を口ずさむ」でメフィスト賞を受賞した小路幸也さんの本です。「東京バンドワゴン」が本屋大賞の候補にも入り、名前は知ってましたが未だ未読の作者です。とりあえず100円でこのデビュー作を見つけたので読んでみました。ミステリーというよりはノスタルジックファンタジーとでも言いましょうか?突然自分の息子が、皆の顔がノッペラ坊に見えると言い出します。その瞬間、疎遠になっている兄の言葉を急に思い出します。「何時かノッペラ坊が現れたら会いに来る」と。その事がきっかけで、子供の頃物語を思い出します。ノッペラ坊の謎とは?果たして子供の頃に何があったのか?といった感じの物語です。まー内容自体は別段新しいものは無いですし、昭和40年代と言うノスタルジックな設定はベタです。でも文章力はあるので最後まで読ませてはくれます。デビュー作ですからね。話題の「東京バンドワゴン」読んでみる気にはなりました。本当の評価はその後で・・・。

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