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2010年11月18日 (木)

目指したのは和製ゴッドファーザー(「悪の華」 新堂冬樹)

エログロバイオレンス系を書かせたら日本一の作家新堂冬樹氏の「悪の華」を読みました。分類としては一応黒新堂作品に入る作品なんでしょうが、今回の読了感は割りと普通なんで、白新堂と黒新堂の中間的な作品と言ってもイイのかもしれません。舞台はイタリアのシチリア島から始まります。マフィアのドンの息子に生まれた主人公は、感情を抑え裏切り者を殺す仕事を淡々とこなす日々を送っています。しかしある日信用していた兄貴分の男に裏切られ、家族全員を殺され、命からがら叔父を頼り日本へ逃げてきます。この土地で金と力を蓄え、何時か復讐に戻る決意を秘め生活をしています。しかし厄介ごとが好きなのか、厄介ごとがよってくるのか、日本のヤクザ達の構想に巻き込まれていきます。金を稼ぐ為に請け負った仕事が、とんでもない展開へと向かっていきます。果たして主人公の運命は?といった感じの内容です。元々横文字名前の主人公の作品に余り感情移入出来ないタイプなんで、買ってから暫く放置してありました。しかし続編も手に入れたので読んでみました。冒頭だけイタリアが舞台ですが、後は全部日本が舞台なんで、何時も通りすんなり読めました。先程言いましたが、何時もの新堂節と比べればかなりアッサリ味。ジャンル分けするならノワール系でしょうが、白新堂の恋愛の要素も少しちりばめられています。新堂作品としては万人向けです。何でも三部作ということです。なので早速続編読んだので明日は続編について書きます。

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