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2010年10月28日 (木)

映像畑出身の作家作品(「6時間後に君は死ぬ」 高野和明)

「13段階段」で江戸川乱歩賞を受賞し映画化もされた華々しいデビューを飾った高野和明さんの「6時間後に君は死ぬ」を読みました。もともと映像畑出身の作家さんです。「13階段」は結果映像化されたんですが、この本は初めから映像化をするという前提で書かれた本です。連作短編集というい形をとっています。特に初めの物語と最後の物語が一番重要な物語となっています。突然現れた青年に「あなたは6時間後に死ぬ」と宣言されてしまいます。話を聞くとこの青年は未来が見えるというのだ。この青年を軸にして様々な人の人生を浮き彫りにしていく話です。最後には青年自身も3時間後に死ぬと言うビジョンが見えます。果たして結果は?流石映像向けの感じの内容です。既にWOW WOWで放送されたそうです。もし自分が人生の期限を突きつけられたらどうするだろうか?色んな事を考えながら読んだ一冊でした。印象深い言葉があったので書いておきます。「人の一生には、その時に応じて我慢できるぎりぎりの苦難がやってくるものなのだろう」人生最大の苦境に陥っている状況の自分にはこの言葉が物凄くひっかかりました。何とかこの言葉通りギリギリで乗り越えたいものです。

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