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2010年9月23日 (木)

2000年代デビューのハードボイラー(「蒼の悔恨」「棘の街」 堂場瞬一)

刑事・鳴沢了一シリーズがブレイクしている作家に堂場瞬一(どうば・しゅんいち)さんという方がいます。既に古本屋でも100円コーナーにこのシリーズは沢山並んでます。しかしどうも手が出ない。シリーズものだからというものもあるんですが、作者の作品を読んでないのにいきなりシリーズものから手を出すのはどうかと思い躊躇してました。そんな時シリーズモノではない堂場作品二冊見つけたのでGET!続けて読んでみました。先ずは「蒼の悔恨」という一冊。よくある連続殺人犯を追う物語。自らのミスで犯人を取り逃がした刑事が独自の捜査で犯人を追い詰めていきます。まー王道中の王道ハードボイルドミステリーでした。もう一作は「棘の街」と言います。こちらは過去の誘拐事件で失敗をした刑事が主人公。もう一度その謎を解明するために地元に戻ってきます。一匹狼的な捜査で同僚からも疎まれながらも、過去の事件と今の事件がどんどんリンクしていきます。そしてそこに別れた筈の自分の息子が絡んでくるという大ドンデン返し。こちらもハードボイルドミステリーといった感じです。良作とも平均点は超えていると思いますが、これといった特徴がないのも事実。2000年代にデビューした作家さんなんでこれからという感じでしょうが、既に作品は20作以上出してます。この手の作家としては早書きではないでしょうか?どちらかといえばハードボイルド色の強い「棘の街」の方がらしさが出ている気がするので、消えつつあるハードボイルド小説界を盛り上げてください。今後に期待!

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