« 公式戦当日のラジオ(FM豊橋) | トップページ | 少し肩の力を抜いてもイイのかも(「ポジ・スパイラル」 服部真澄) »

2010年6月24日 (木)

SOSは作者自身に(「SOSの猿」 伊坂幸太郎)

伊坂幸太郎さんの「SOSの猿」を読みました。「ゴールデンスランバー」と「モダンタイムズ」の二冊が物凄く良かったので、伊坂幸太郎も遂に円熟期に入ったか?と思わせる印象でした。それまで割りと酷評していた作家さんだったのですが、この二冊に関しては欠点が見当たらない傑作でした。その勢いを受けて新作であるこの本をお客さんからお借りしました。タイトルから何時もの人を食ったかの様な伊坂節。さ~て今回はどんな話なんだろうと読み出したんですが、ものの数十ページでこれは駄目だなと分かる印象。私が伊坂氏を心底好きになれない、駄目な点が冒頭に羅列されているからです。熱の無い登場人物達、必要なのかどうか分からないですが、変てこな知識を話しに織り込む点、そして無理やり西遊記を織り込む技巧派に見せる点。あーどれも嫌で仕方ない。前の傑作二作の勢いはどうした?とても同じ作者とは思えません。読む必要無しだと思います。私が伊坂さんの事を好きでないからの酷評でなく、伊坂ファンもこの本は駄目じゃないかと思います。まー総て傑作と言うのはどんな作家さんでも無理なんで、いた仕方ない事だと思います。

|

« 公式戦当日のラジオ(FM豊橋) | トップページ | 少し肩の力を抜いてもイイのかも(「ポジ・スパイラル」 服部真澄) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: SOSは作者自身に(「SOSの猿」 伊坂幸太郎):

« 公式戦当日のラジオ(FM豊橋) | トップページ | 少し肩の力を抜いてもイイのかも(「ポジ・スパイラル」 服部真澄) »