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2010年4月16日 (金)

続編を書くならもっと覚悟を(「エデン」 近藤史恵)

第五回本屋大賞の第2位を獲得した「サクリファイス」の続編、近藤史恵さんのホカホカの最新作「エデン」を読みました。字も大きく行間もけっこうゆったりなので2時間でサクッと読了しました。一応前作から3年経ったという設定です。前作と同じ主人公(白石誓)は、今回は日本人選手でたった一人のツール・ド・フランス出場という設定です。前作よりもミステリー色も全くなく、只の青春群像小説といった感じでした。自転車に乗る方やツール・ド・フランスに興味のある方にはそれなりに楽しめるのかもしれませんが、私には消化不良以外の何でもありませんでした。前作が評判が良かったから続編をという事なんでしょうが、気持ちは分かりますが続編ほど怖いものはないと思います。既に前作という高いハードルが設定されているわけですから、それを超えるのは相当の作品でないとキツイです。残念ながらこの作品は全く超えられていませんでした。前作がなかったとしても今ひとつの感想です。続編は良いので別の作品に期待!

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