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2010年4月22日 (木)

キラリと光るモノを感じました(「凸凹デイズ」 山本幸久) 

全く前情報も名前も知らなかったんですが、古本屋の100円コーナーで見つけて読んだ本があります。決め手は解説を三浦しおん氏が書かれていた事ですが、何か面白そうなオーラが出ていたのも事実です。主人公は新米女性デザイナーです。ちんけな仕事ばかりをこなす三人だけのデザイン事務所で働いています。才能はありながら頑固な性格で売れっ子になれない二人の先輩男性とそこを飛び出し超売れっ子のなった今をときめく女性デザイナーの過去が絡められながら、話は進んでいきます。そこには劇的なものなど何も存在せず、広告やデザインに携わる人なら普通の日常風景が描かれています。クライアントとの交渉・デザイン期限の切迫・ドロドロした人間関係など、ありがちだけど書き方で面白くなる素材を丁寧に描いてあります。物凄いストーリーテラーではないですが、何故かグイグイ世界に引き込まれていきます。寝る前に布団で読み出したら一気読みして寝不足です。この作品だけで決め付けるとの早いですが、何かキラリと光る才能は感じました。今後も見つけたら追っていきたい作家さんです。おっとタイトルと名前言ってませんでした!山本幸久さんの「凸凹デイズ」です。タイトル通り凸凹な日常がいとおしく描かれています。

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