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2010年3月26日 (金)

ミステリー色は弱いけど(「トーキョー・プリズン」 柳広司 )

「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」と立て続けに評価の高い柳広司さんの「トーキョー・プリズン」を読みました。ファンの間では、この作品こそ柳さんの代表作という声も昔から聞いていました。要約100円でGETできました。舞台は第二次世界大戦後の東京。戦犯として囚人達が集められた東京留置所です。そこに記憶をなくした戦犯(木島)という人物が居ます。その人物の記憶を取り戻す事と密室の留置場で同時に起こった囚人の謎の死の謎を一人のオーストラリア人探偵が調査をします。その過程で浮かび上がる、記憶があった頃の木島の姿。そして密室のトリックの謎ときと、てんこ盛りの内容の小説です。大ドンデン返しも用意されていて、確かに評判の連作短編二作品よりは読みごたえ充分ありました。でも言うほど傑作か?と聞かれれば違う気がします。しかし「ジョーカーゲーム」も「ダブルジョーカー」も世間の評判ほど良く感じなかったので、たまたま私が柳さんの色合いに合わないだけなのかもしれません。個人的な嗜好だけで、良い本だとは思います。まーミステリーとして読むとちと弱いですが、登場人物たちの魅力は存分に感じられますよ!

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