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2009年12月 4日 (金)

スピンオフは流行なのか?(「製鉄天使」 桜庭一樹 )

TVドラマがヒットすると最近は必ず映画化される。そして映画さえもヒットするとスピンオフ作品までもが作られる。二匹目の泥鰌ではないが、少しでも流行ると分かると同じテーマで何作も作品が連発される。浅ましい現状です。今やヒット作家となった桜庭一樹さんのブレイク作品は「赤朽葉家の伝説」である事は世の中の読書好きは認めるところだと思います。あの物語はあれで完結しているのだから、関連作品など出るとも夢にも思ってませんでしたが出てしまいました。その名を「製鉄天使」と言います。「赤朽葉家の伝説」では毛鞠とよばれていた少女が何故かこの作品では小豆と言う名で主人公となり暴れまくります。まー簡単に言えば暴走族の総長となった小豆の青春記です。そこには「赤朽葉家の伝説」にあった壮大な物語もなく、ただただ勢いで疾走する小豆の青春時代を殴り書きした感じです。正直この作品だけ読むと大した作品ではない感じがします。あくまでも名作「赤朽葉家の伝説」の追記として読むことをお勧めします。そう読めば場面場面でリンクしニンマリとしながら読むことが出来ます。所詮といっては何ですがスピンオフ作品です。本家を超える事はそうはないです。その辺りを理解した上で読んでみて下さい。

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