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2009年11月15日 (日)

無理に社会派になろうとしてないかい?(「天使の代理人」「星者は海に還る」「人は、永遠に輝く星にはなれない」 山田宗樹)

「嫌われ松子の一生」で大ブレイク&映画化され一気に有名になった山田宗樹さんの本を続けて三冊読みました。歴史を絡めた医療ミステリー「黒い春」が良かったので、古本屋でまとめて三冊見つけたので読んでみました。一冊目は「聖者は海に還る」と言う本で、生徒が先生を射殺するという衝撃的な事件のあった高校でのカウンセラーと養護教論の話。二冊目は「人は、永遠に輝く星にはなれない」という本で、病院に新たに開設された医療相談室の話。そこに訪れる様々な人達の悩みや人生を主人公のソーシャルワーカーが解決していきます。ラストは「天使の代理人」です。あまりにも簡単に行われる中絶に対して異論を感じる人達が、天使の代理人として説得にまわります。果たして中絶は減るのか、そして彼女達の意義とは?と言った感じの本です。正直「嫌われ松子」と「黒い春」しか読んでなかったので、この三冊には少し違和感感じました。取り上げているテーマが総て重たい社会派だからです。どの本も現実の日本が抱える重要なテーマです。なので取り扱いが非常に難しいテーマだと思います。やるなら徹底的に調べ書かないといけないテーマです。その点を考えるとどれも少し薄い気がします。無論解決も出ていなし、それほど読み手に問題意識を植え付けるほどにもなっていないと思います。三冊の中では「天使の代理人」が一番お勧めできます。帯に(望まれない命はありますか?子供の命は誰のものですか?中絶は殺人ではないのですか?)とあります。まさしくその点を問いかける内容となっています。三冊の中では一番下調べも深く、小説としての出来栄えも一番な気がします。文中に望んでいない人のところに子供が授かり、望んでいる人には出来ないという矛盾が書かれていますが、本当は意味があるのでは?と思います。望んでいない人ほど本当は子供を育てるべきだと神様が言っているではないでしょうか?子供を育てる事で大人になった人は多いと聞きますからね(子供の居ない自分が偉そうに言う事ではないですが)。それにしても山田さん。この三冊を読むと社会派になりたくてしょうがないのかなーと思わざるを得ません。でも私が感じるのはエンターティメント小説向きの作家さんだと思います。

  

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コメント


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ここで会ったオネエさんのマヌコすっごい滑るよ!!!!!
濡れ濡れでツルッツルだからめちゃくちゃ舐め甲斐あったわー(・з・)ぷぷぷ
でも舐めてすぐに潮どっさり吹くもんだから僕の顔面ビショビショo( ´_ゝ`)o
あまりに潮の量が多いからおかげで溺れるかと思ったよwwwwwww

投稿: すんげえーマヌコ!!!! | 2009年11月16日 (月) 01時15分

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