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2009年10月25日 (日)

直木賞の名に恥じない短編集(「風に舞い上がるビニールシート」 森絵都)

2006年上半期の第135回直木賞受賞作の森絵都さんの「風に舞い上がるビニールシート」を今更ながら読みました。森さんといえばアンパンマンのシナリオライターからスタートし、児童文学で話題となり一般文芸に颯爽と登場した変り種です。児童文学はどうにも読む気がしないので今までに「永遠の出口」しか読んだ事がありませんでした。その一冊のみの出会いですが、彼女の持つ世界観と文章表現には他の人には無い物凄い独特の物は感じてました。要約古本屋で見つけたので読んでみました。物語は6つの短編から成り立っています。ミステリー風味付けあり、清清しい青春譚ありなんですが、やはり一番多いのが女性の再生物語です。この辺りは女性作家に共通しているテーマな気がします。どの話も考えられていて彼女の才能を感じさせます。特にタイトルにもなったラストの作品(風に舞い上がるビニールシート)は名作です。タイトルからはどんな話か全く想像出来ない話ですが、読み終わるとこのタイトルの深みが一気に広がります。森さん凄い!細かい物語を書く気はしませんが、兎に角良い話です。不覚にも40親父泣かされました。直木賞受賞作は得てして「この作者のこの作品で受賞はないだろー」という不満が多いのでうすが、森さんの作品はズバリの受賞な気がします。最後に印象に残った言葉を書いておきます。(人生には損も得も落ちていない不毛な荒野をひた歩くしかない時もある。たった一人で。行方すらわからずに)損得勘定抜きにしてゴールも見えずひた歩く。一番孤独で辛い時期かもしれませんが、もしかしたら人生において物凄く意味を持つ瞬間なのかもしれません。

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コメント


どうしよwwww 年上のお姉たまにおまかせで適当にやったら

2 0 万 ゲト━━(*゜∀゜*)━━!!!!

ちょww えええっっっっと・・・・(アセアセ
とりまもっかいヤってくるわーwwww

今溢れまくりでタイミングいいから今のうちだなwwwww

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投稿: 酒池肉林wwwwwwww | 2009年10月26日 (月) 03時08分

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