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2009年5月31日 (日)

一人の少女の断固たる決意を読む本(「月光」 誉田哲也 )

昨日に続いて本日も誉田哲也氏の本を紹介します。本日紹介するのは「月光」というタイトルで、昨日の「疾風ガール」と比べると痛々しい小説でした。大きい括りでは一人の少女の成長物語という括りで同じなんですが、こちらの小説の方がジメッとした生々しい素肌感覚があります。物語は美人で優等生の姉が死んだ所から始まります。一応警察では事故として処理されているんですが、普段なら絶対に行かない場所で、しかもバイクで轢いた相手が同級生という、どう考えても事故とは思えない妹が主人公となって姉の生前の軌跡を追っていきます。その過程で分かる衝撃的な事実の数々。音楽教師との不倫、それを知られた事により同級生の悪達に強要される体の関係、そして何故姉が死ななければならなかったのかという本当の理由。事実が浮かび上がる度に読み手の心が鋭い痛みに貫かれます。正直リアル感が無い部分や行動が無いわけではありませんが、多感な思春期の少女の断固たる決意と、その逆ベクトルにある一度壊れたら決して戻ることの無いガラスの様な繊細なハート。両方を持ち合わせた少女の一挙手一動に目が離せなくなっていきます。何故青春とはこんなにも残酷なんだろう?勿論あくまでも本の中の話なんですが、実際あっても可笑しくない話だと思います。登場人物各々の心理描写の掘り下げは割りとアッサリなので、そこら辺に不満のある方も居るとは思いますが、誉田さんの持ち味は最後まで読ませる疾走感なのでこの辺りは仕方ないと思います。「ストロベリー・ナイト」読んだ時はここまでの作家さんだとは感じませんでしたが、言い意味で裏切られました。今後滅茶苦茶楽しみな作家さんです!

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コメント


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こないだの子も中の構造がうまく説明出来ないくらいすげーグニュグニュでさw
出し入れする度にカリが刺激されてアヒャアヒャ声出しまくっちゃった(^^;
一回でも名器にハメると絶対忘れられないくらい気持ちいいからやってみ?ww

投稿: アッヒャァイイイハホwwwww | 2009年5月31日 (日) 23時00分

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