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2008年8月17日 (日)

侘び・寂びは海外にも通用する(「HAIKU」YUSA)

日本古来の侘び・寂びと言う感じは、日本人にしか理解できない特有の感性だと実感します。こればっかりは血の問題で外人に理解させる事は難しいとズーッと思っていました。しかし私のその思い込みを覆すアルバムが出ました。キューバの女性アーティストYUSA(ジューサ)の最新アルバムタイトルはズバリ「HAIKU(俳句)」と言います。YUSAといえばキューバの新人類アーティストを代表する存在で、今までに2枚のアルバムを世界発売しているのに加えて、様々なアーティストのアルバムにゲストとして呼ばれる実力・人気共に兼ね備えた才女です。過去二枚はキューバ音楽を中心にしたリズムを強調した造りになっていたんですが(無論それがカッコ良かったんです)、今回は日本の俳句の持つ侘び・寂びからインスピレーションを得ただけあって、少し落ち着いた零囲気です。全体もキューバ音楽というよりブラジル音楽風です。それもそのはず今回のプロデユーサーはカルリーニョス・ブラウンマリーザ・モンチなどの最先端ブラジル音楽を牽引するプロデューサーアレ・シケイラが務めています。多分レニーニのライブアルバムに参加した事で、ブラジル音楽にインスパイアーされたんでしょう。キューバのリズム+ブラジルのフィーリン+日本の俳句の侘び・寂び。究極のコラボです。結構内向的な静かなアルバムですので、以前のYUSAを期待すると肩透かしを食らう形になりますが。これもYUSAの持つ音楽表現の一つだと実感します。

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