偉大なるアフリカの母(「TITATI」BAKO DAGNON)
昔からアフリカ出身のミュージシャンには何故か惹かれるものがありました。ちゃんと認識したアフリカミュージャンは20年以上前に聞いたサリフ・ケイタでした。その当時日本正規盤で発売しているアフリカ音楽は少なく、唯一簡単に入手できたアルバムでした。その時の衝撃は忘れません。そのサリフ・ケイタを世に送り出した名プロデユーサーである、フランス人のフランソワ・ブレナンが、また一人世界に向けてアフリカの才能を送り出しました。西アフリカのマリ出身の彼女の名をBAKO DAGNON(バコ・ダクノン)と言います。70年代初頭からアフリカでは活躍していたそうですが、何とこのアルバムが世界デビューだそうです。これぞアフリカ!と言わんばかりの乾いたリズムに溢れた一枚です。今風ではなく、完全なる伝統的な土着民族音楽系です。楽譜も何も存在しないけど音楽は奏でる事が出来るという精神がビシビシ伝わる一枚です。もう少しスタイリッシュな味付けをした方が一般的には聞きやすいのでは?と思いますが、何せかなり遅い世界デビューなので、取り合えずは彼女の持ち味を全部出し切ったという感じでしょう。民族楽器ばかりの所に突然入るハーモニカの音色にはかなりハッとさせられました。正にアフリカの母親。ジャケをみればその溢れんばかりの包容力と人間力を感じぜずにはいられません!アフリカ凄し!何にせよ世界デビューおめでとうございます。最後になりましたがタイトルは「TITATI」と言います。
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