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2008年3月20日 (木)

真理は意外な所にあった(「The TEAM」井上夢人)

4日に渡り宗教や怪しい分野についてのドキュメンタリーについて書いてきましたが、どのドキュメンタリーも答えは教えてくれませんでした。それがドキュメンタリーというもので、一方的な意見や思想は控えられ、只只真実だけを記録として残して、それを観たり読んだりした人がどう感じるかは、誘導してはいけないから仕方がありません。モヤモヤした物を抱えながら何気に読んだフィクションに意外にも納得させる様な答えが書いてありました。読んだのは井上夢人さんの「The TEAM」という一冊です。盲目で物凄く当る霊能者が主人公です。TV番組で人気を博し相談者が後を絶ちません。でも実は霊能力など全くなく、相談者が決まると、相談者の家に侵入し日記やパソコンを密かに探り、本人しか知らない筈の情報を入手し、あたかも霊能力で見えたように相手に伝えます。つまりインチキなんです。これだけ聞くと物凄く悪い主人公の感じがしますが、この本の主題はそこにはありません。実際の世界ではこの程度のインチキは普通に反乱していて、それを悪事に利用している怪しげな集団も沢山居ます。その怪しげな括りと主人公の絶対的な違いは、被害者が存在しない点です。つまり騙された側が騙された事に気付かず、そして確実に救われている点です。物語の後半に主人公たちの嘘が発覚するのですが、嘘を暴こうと息巻くルポライラーに対してその妻がこんな感じの事を言います。「能力の有無などどうでもいいじゃない!大切なのは依頼人が救われた事だから」と。ん~これぞ真実の答えではないでしょうか?信じる・信じないは個人の勝手だし、依存する事で気持が楽になるな進んでそうすればイイ。しかしそこに悪意のある騙しや、信じた人が被害者と認識してしまったらやはりイケナイ存在なんです。宗教の原点は(救われる事)にあるのを認識しました。そう考えると現存している信仰宗教や怪しげな商品は被害者が確実に存在している点を考えると、難しい存在なのかもしれません。しかし世の中には灰色の存在も確実に必要です。やっぱり答えは出ません。怪しくてもインチキぽくても必要としている人が存在する限り宗教はなくならないんでしょうね。何かややこしい事ばかり書きましたが、物語としても物凄く出来のイイ小説です。井上さんの作品の中ではかなり上位に入ると思います。5日間難しい事を考えすぎて疲れました。明日からは気楽に書きます。

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コメント

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長崎莉奈の乳首ポロリ。ポロリというか完全に
狙われている。正面からとられた彼女の白い胸
に浮かぶ乳首。今にも手で揉めてしまいそうだ
http://rinarinatyan.cocolog-nifty.com/blog/
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投稿: 長崎莉奈 乳首を撮られた!エロカワどころじゃない大胆水着 | 2008年3月20日 (木) 11時39分

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