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2008年1月16日 (水)

今も子供ぽい私に

「かって子供だったあなたと少年少女のために」というキャッチフレーズで、新本格派と呼ばれる人達が子供向けのミステリーを出版する試みが始まったと、一昨年のブログで書きましたが憶えているでしょうか?今大活躍するミステリー作家達が自分が子供だった頃に読んで感動した作品と同じモノを、今の子供達に読んで貰う。何て素晴らしい企画でしょう。既に10数人が出版していますが、今回三冊まとめて借りる事が出来ました。「銃とチョコレート」乙一 「怪盗グリィフィン、絶対絶命」法月綸太郎 「びっくり館の殺人」綾辻行人 の三作品です。それぞれ2007年の「このミステリーがすごい!」で5位・8位・30位に入選した作品でもあります。この三人の作家は通常作品も総て読破しているので、いくら子供向けとは言っても読みたくて仕方ない作品でした。子供向けと言う事で漢字は少なく(あっても読み方が書いてあり)、加えて字もかなり大きめです。どの位の子供を意識してか分かりませんが、本の角も丸く削ってあります(多分怪我防止だと思います)。そんな感じですから初めは少し馬鹿にした感じで読み出したのですが、読んでいくうちに通常の大人向け作品と同じレベルで熱中して読み込んでしまいました。個人的には法月綸太郎作品が一番ワクワクさせられて面白かったですが、乙一の作品は大人でも楽しめるドンデン返しが用意されています。また綾辻作品は、完全なる「館シリーズ」の続編として読むことが出来ます(逆に館シリーズを読んでいないと細部の意味が通じない点があります)。いや~堪能しました。今時の子供達がこれを読んでどう思うんだろう?TVゲームやアニメでもっと刺激に溢れた世界観を体験している子供達には少し刺激が弱い気がします。加えて読書を堪能する為には読み手の想像力の深さが必要となります。絶対的に想像力のある人の読書は普通の人に比べて何倍も物語を堪能しています。ゲームもいいけど本がこんなにも楽しいものだと、こういった企画をキッカケに気付いてくれると嬉しいですね。何時までも子供ぽい私は三冊とも堪能しました。只一つ不満を言えば値段が高い!(自分で買ってないくせに言うなと突っ込まれそうですが)本気で子供に読んでもらいたいならもう少し安くしないとね。

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受信: 2008年1月16日 (水) 14時51分

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