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2008年1月18日 (金)

ここまでくると漫画だな

有害図書という存在があります。ここ数年だと1993年「完全自殺マニュアル」・1999年「バトル・ロワイヤル」が代表的な作品です。その二冊を凌駕する程の有害図書No.1という触れ込みの本を読みました。新堂冬樹氏の「毒蟲VS溝鼠」という一冊です。この本は「溝鼠」の続編で、エグイ話を書く新堂氏の作品の中でも群を抜いて凄かったのが前作「溝鼠」でした。普段エグイ本や映画を沢山観ている私でさえ、途中何度か気分が悪くなった程の凄さでした。その続編と聞けばそりゃ身構えるでしょう!しかも今回は溝鼠と呼ばれる主人公と同じレベルのエグイ男である毒蟲との対決となれば面白いに決まっています。毒蟲と付くぐらいですから、世界中の毒無蟲(ムカデ・さそり・タランチュラなど)を駆使して相手を拷問します。その拷問シーンが兎に角凄いんです。まー普通の人は最後まで読めないでしょう。確かに有害図書です。しかし前作と比べるとエグさも物語としてのレベルも数段落ちます。前作は残酷さを売り物にしながらも、歪んだ人間愛や家族愛が物凄く鮮明に浮き彫りになってました。その人間臭ささが物凄いパワーとなって作品に勢いをつけていきました。最後は涙すら流れる程でした。しかし今回は只の拷問小説止まりでした。拷問シーンだけはパワーアップしているのですが、内容がペラペラです。やはり有害図書は自ら作る物ではなく、後から第三者がそう感じる物だというのを実感できます。確かにこんな作品子供には読ませたくないでしょうが、今やゲームや映画の世界でも残酷描写は当たり前の事です。もしかしたらそれ程衝撃はないかもしれません。有害図書とは作品自体の残酷さより、その裏にある悪意や憎悪が一番の問題である気がします。決して残酷話が好きなわけではありませんが、最近の黒新堂作品レベル落ちている感じがします。望みすぎかもしれませんが、もう一度「カリスマ」の様な恐るべきパワーを持った作品を読んでみたいものです。

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