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2007年9月12日 (水)

当事者に確認は取っているのだろうか?

実際にあった事件をベースに小説が書かれることは良くあります。それ程事実の方が小説より不可思議で謎が多い事があります。しかし小説化される場合の事件は、殆どが解決された事件か、未解決でも時効になった事件が多いです。そうでないと事件の当事者には現在進行形の苦悩をかき回される事になるからです。個人的にも非常に興味深い事件をベースにしたミステリーを読みました。1989年に徳島県で実際に起こった事件です。父親の実家に帰郷していた松岡伸也君(実名)は、朝父親と妹三人で散歩に出かけます。散歩から家に帰ってきて、父親が抱いていた妹を家の中に先に置いて来るまでの約40秒。玄関に戻った時には既に伸也君は忽然と姿を消していました。その後大規模な山狩りなどの大捜査が行なわれましたが未だに発見されていません。たかが40秒の間に一体何が起こったのか?その当時TVの公開捜査番組でも何回も取り上げられていたので、何度も事件の詳細を目にしています。しかし未だに遺体を含めて発見に至らず。他人が連れ去るにしても、田舎の見晴らしのイイ場所なので誰かが不審者や見慣れない車などを見そうですが、その情報も全く無い(どのみち40秒では時間的に難しい状況)。下手なミステリーより謎です。今回読んだのは水月佐和(みずき・さわ)さんの「過・あやまち」という本です。作者の事も本の事も全く知らなかったのですが、たまたま古本屋で手に取り、一瞬で松岡伸也君の事件をベースにしていると分り読んでみました。しかし本にはその事に全く触れていません。これってどうなんでしょうか?まさか作者や編集に関わった人達が誰も実際の事件を知らないとは考え難い。逆にそこに触れると推理の部分であるフィクションの部分が問題になるからなのかな?(ネタバレになりますが)確かに本では犯人は実の父親となっています。本当の父親が聞いたら怒りを通り越して複雑な心境になるのではないでしょうか?最近は昔ほどTVで情報募集番組をやっていませんが、両親は未だに全国を飛び回り探していると思われます。その状況を考えるとこの本の結末には少し胸が痛みました。ただ救いは犯人は父親だったんですが、消えた子供が生きていたという事実。実際の事件の方も生きて再会出来る事を祈っています。今回はテーマがテーマだけに本の内容についての評価は控えます。

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コメント

当事者に確認は取っているのだろうか?・・・あなたこそ良く事実背景を調べてからこのような内容を掲載すべきはないでしょうか。 この本は私も読みました。とても良い内容の小説でした。何故あなたは「一瞬で松岡伸也君の事件をベースにしていると分り読んでみました」と断言できるのでしょうか。不思議です。似たような内容や題材は世の中星の数ほどあるのに・・・一瞬にしてある事件をベースにしたとわかる程、何かよほどの確証でもあるのでしょうか。あなたの文章の内容は読んでいて非常に不愉快になるものでした。あなたに本当に確固たる事実でもあるのなら、直接出版社にでも話してみたらどうでしょうか。

投稿: shigoto | 2007年9月24日 (月) 11時48分

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受信: 2007年9月12日 (水) 15時13分

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