新しいと言う事は伝統的という事
昨日だいぶ秋めいてきたと書いたばかりなのに、今日は夏に戻ったかのように暑い・・・。女心と秋の空とまでは言いませんが、まだまだこちらの都合の良いようには行かないですね。さて暑さにもメケズに本日も秋の夜長に聞きたい新譜JAZZを紹介したいと思います。本日紹介するのはLuciana Souza(ルシアナ・スーザ)の最新作「THE NEW BOSSA NOVA」というアルバムです。タイトルに総てが凝縮されている内容です。新しいボサノバ音楽というのがテーマです。まー新しいといってもボサノバの基本的なリズムは崩せること無いので、それ程革新的な新しさがある訳ではありません。むしろ王道ボサノバの手触りを感じます。では何が新しいでしょうか?と言われれば選曲にあります。王道であるジョビンの曲は一曲にとどめ、ステイング スティーリー・ダン ビーチ・ボーイズ マイケル・マクドナルド ランディー・ニューマン ジェイムズ・テイラー ジョニー・ミッチェル などのPOP&ROCK分野から殆どの選曲をしています。確かにこの辺りの選曲は今までのボサノバでは無かった選曲な気がします。しかしどの曲もボサノバとして成り立っています。ルシアナの唄も肩の力が程よく抜けて、かなりリラックスした色合いで全体が統一されています。これも秋の夜長に読書なんかしながら聞くには最適なアルバムと思います。ボーカルアルバムとしてのパワーはそれ程感じませんが、企画アルバムとしてはかなりのレベルだと思います。イイ意味でも悪い意味でも耳に残りません。今回に限ってはルシアナと言うよりは、旦那であるプロデユーサーLarry Kleinの力が大な感じです。やはり過去の実績をみても素晴らしいプロデューサーです。彼は元ジョニー・ミッチェルの旦那であったわけですが、分かれてルシアナと再婚しました。それでも仕事で現嫁と元嫁を一緒に仕事をさせられる感性には驚きと共に不思議な感じがします。もしかしたら当人たちは何とも思っていないかもしれませんが、結構回りは気を使うものです。私も聞いていてヒヤヒヤしました。三人とも一生会う事も無い他人なのに可笑しな話ですね。まーゴシップネタはさて置き、秋の夜長のBGMには最適なことは間違いないです。
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