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2007年7月 7日 (土)

新しい感性のホラー小説

出会いとは素晴らしい。人との出会いは勿論ですが、私が39年間で出会った来た素晴らしい物は数え切れません。それは酒だったり音楽だったり映画だったり本だったりします。いったいどれだけの素晴らしい物に出会い、その度に心が癒され生きる希望を与えられた事でしょう。そんな出会いの中でも一番最近の出会いが昨日も紹介した朱川湊人(しゅかわ・みなと)氏です。元々ホラーというジャンルはかなり好きなので、それだけでも楽しいのですが、朱川氏の書く世界はそこにノスタルジックな味付けがしてあるのが他の作品とは大きく違う点です。全くノーチェックだったんですが、古本屋でデビュー作「都市伝説セピア」を偶然見つけて読んで直ぐに世界観に嵌りました。調べてみると何と!二作目で第十回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞していました。この賞だけはコマメにチェックしていたつもりなのに知りませんでした。反省。早速受賞作である「白い部屋で月の歌を」(それにしても角川ホラー文庫の表紙はセンス無さ過ぎ!)を読んでみました。デビュー作が怖がらせようという気持を全く持たせずに書いたホラーでしたが、流石にホラー小説大賞に応募したくらいですから、今回の作品は多少あざとく怖がらせようという演出は見られます。その点が私には少しマイナスな気がします。朱川氏の良さは矢張り怖がらせないホラーだという気がします。受賞作よりも書き下ろしで掲載されている「鉄柱・クロガネノミハシラ」の方が、朱川氏の持ち味が出ていた気がします。デビュー作には及びませんが、この作品にも朱川氏にしか書くことの出来ない独特の世界観は所々に見られます。あー早く他の作品も読んでみたい!今年に入ってから大崎善生さんといい、今回の朱川さんといい素晴らしい本に出会っています。これだから古本屋めぐりは止められません。

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