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2007年6月14日 (木)

文系頭では理解不可能

伝奇文学の傑作「イツロベ」の続編「テンダーワールド」を読み終えました。前作があまりにも面白かったので、古本屋で続編を見つけたときは小躍りしてホッペの瘤を鬼にもぎ取られそうになったくらいです。早速先に読んでいた本を途中でやめて一気に読みきりました。いや~想像通り大傑作!と言えれば最高だったんですが、正直期待外れでした。ただ名言が出来ないのは、余りにも書いてある事が難解で、加えて私の大不得意な数式まで登場します。この辺りは全くチンプンカンプンでした。基本的には前作からの流れで宗教や倫理観を交えながら幻想的な世界を構築しています。前作の舞台は現代だったのですが、今回は近未来です。構築している世界観は「ブレードランナー」や「トータルリコール」の作家フィリップ・K・デリックの様です。舞台こそ違えど根本に流れているテーマは「イツロベ」と同じで、「神とは何か?」を主体に置いています。私が完全文系人間なので理解力が無い所為で、もしかしたらこの本の面白さに気付いていないのかもしれませんが、現時点ではハッキリ言って良く分らないというのが正直な感想です。一つ言える事は作者である藤木稟さんはかなり頭の良い人だという事です。さて今回もかなり知りきれトンボの形で終わった気がします。何と三部作だったみたいで、次回で総ての謎が解けるそうです。ん~人事ながら心配です。これだけ大風呂敷を広げてちゃんと読者を納得させる着地が出来るんでしょうか?物凄く不安です。でももし出来たとしたら大傑作になる予感もします。良い意味であまり期待せずに待っています。今回の作品の本当の評価は結末で決まるのかもしれません。

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受信: 2007年6月20日 (水) 10時42分

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