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2007年4月26日 (木)

私も時にはこんな本を読みます

普段ブログを読んでいてくれる人達には、私は変な映画を観てマイナーな音楽を聴きミステリーしか読んでいないという印象があると思います。まーホボその通りなんですが、たまには全くキャラクターに無い本も読んだりします。昨日読んだ光原百合(みつはら・ゆり)「十八の夏」は、普段の私なら絶対に手にとらない感じの小説でした。一応2003年のこのミスで6位入賞していたのですが、読んでみると全くミステリーではありませんでした。だから駄目か?というと全く違います。彼女の才能は評価されて当然のレベルだと実感しました。物凄く透明感のある文章と、読み終わった後にジンワリ感じるホンワリした何とも言えない幸福感や寂寥感はこの作者の持ち味だと感じました。恋愛ものをベースにしている話が殆どで、どの作品にも花がモチーフにして使われています。女性が読んだ方が共感を得る率は高いと思われますが、私のような無粋な男が読んでも十分楽しめた一冊です。決して技巧的な文章力ではありませんが、何となく只何となく染み入る文章であります。たまにはこう言った綺麗な作品も読まないといけませんね。

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