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2007年2月11日 (日)

作者は沈黙せず

皆さんは「と学会」なる集団がある事をご存知でしょうか?世の中に溢れている超常現象やUFOなどの胡散臭い情報や本の嘘を暴いている集団なんです。関連著書も数冊出ていて、その筋の胡散臭いネタが大好物の私は毎回楽しんで読んでいます。そんな「と学会」の会長でもある山本弘さんの話題の本「神は沈黙せず」を読みました。一応フィクションの形式をとっていますが、参考にしている事実や文献はノン・フィクションのモノを多用しています。驚くべきは本の最後に掲載されている参考文献の数です。ゆうに200冊は超えています。その溢れんばかりの情報が上下二段の1300ページにギッシリ詰め込まれています。UFO・超能力・心霊現象・宗教・政治・民族・国家・経済・戦争・歴史・カリスマ・仮想現実などの様々な話題を所狭しと散りばめて、作者ならではの理論での解釈を聞かせてくれます。一見全く関係の無いような事件や情報が総て一点に向かっていく進行具合は、少し強引な気がしますが個人的には物凄く興味深く読むことが出来ました。普段懐疑的な立場にある作者が、様々なインチキ(?)ネタを検証し尽くした上で感じた事や推論を非常に面白く読ませてくれます。細部で様々な人から反論や誤情報だとの指摘も多々あるようですが、個人的にはそんな事はどうでも良く物語として単純に楽しめました。皆さんに勧めたいところなんですが、この本に関しては完全に読む人を選ぶ内容なので少し躊躇してしまいます。世の中の胡散臭いネタに興味のある方にはぜひモノですが、興味の無い人にはこの分厚い本を読むのは苦痛でしか無いと思います。また作者のこれでもかという理論や情報量の羅列は、一見只の自慢話や説教にしか感じない人も居るかと思います。少し距離を置いて楽しめる方でないと楽しめないかと思われます。兎に角作者は語ります。印象に残ったセリフに「人は自分が信用したいものしか信用しない」という言葉です。正しくその通りです。その事を頭に入れて読むと世の中で起こっている様々な現象や事件がボンヤリながら姿が見えてきます。真っ向から神という存在の有無を問うた本ですが、やはり信用したい人には存在し、どうでも良い人には存在しない物なのかもしれませんね。個人的には大傑作でした。

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