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2007年1月 9日 (火)

要約ギャングが私に廻る

何時の間にか大人気作家になり古本屋でも彼の作品を見つけることが中々難しくなってしまいました。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの伊坂幸太郎さんです。出す作品総てがミステリーのベストテンに入賞したり賞をとったり、果ては受賞こそ未だ無いですが直木賞に何作もノミネートされています(その内必ず受賞は間違いないでしょう)。デビューしてから怒涛の勢いで書きつづける伊坂氏のデビュー前の作品に加筆して新たに出版したのが「陽気なギャングが地球を回す」です。この本はとあるコンテストに応募したのですが、敢無く落選した原作を元に加筆を加え新たなる小説として発表されました。既に映画化もされ世間的にも伊坂氏の作品としては一番認識された本でもあると思います。以前から気になっていたのですが、この度要約古本で見つけることが出来ました。流石文章力も構成も上手く一気読みしてしまいました。他の伊坂作品に比べて捻りは少ないですが、この辺が原案がデビュー前という感じの表れかもしれません。本を読んでいて真っ先に浮かんだのがタランティーノ監督のデビュー作「レザボワドックス」でした。伊坂氏の登場人物のほうがタイトル通り余りにも陽気なんですが、皆で会話を楽しむシーンや仲間に裏切り者が居る辺りは物凄く共通点を感じました。前作「ラッシュライフ」は「パルプ・フィクション」との類似性を感じました。断言してもいいです。伊坂氏は絶対タランティーノフアンだと!どの作品も読んでいて映像が浮かぶのは彼の持ち味です。傑作とまではいかないですが、安心して勧められるエンターティメント小説です。

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受信: 2007年1月10日 (水) 01時54分

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