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2006年11月14日 (火)

箱根のドラマを更にドラマティックに

日本のお正月の風物詩として箱根駅伝があります。子供の頃から何となくお正月のTVで流れていた記憶があります。自分自身は左程駅伝という競技に興味が無いので真剣に見たことは無いのですが、毎年楽しみにしている人は多いみたいです(結構視聴率いいみたいですからね)。毎年出場大学を決める予選会からドラマがあり、ドキュメンタリータッチのスポーツ番組でも格好のネタのひつになっています。自分も学生時代は体育会系だったので、多少は感情移入して見る事が出来ます。さてさてそんな駅伝なんですが、スポ根物や感動系の話では今まで小説として登場した事はあったと思いますがミステリーの分野では無いと思います。その初めての偉業とも言える駅伝ミステリー(?)を昨日読みました。安東 能明(あんどう よしあき)さんの、その名もズバリ「強奪 箱根駅伝」という本です(タイトルはかなりベタです)。箱根駅伝に総てをかけてきたとある大学の駅伝チームの感動物語+駅伝の中継システムをジャックした犯人との心理戦が上手く合わさった話です。駅伝だけでもドラマ性が十分あるのに、そこにネットやTV中継という技術系のテクニックを織り込んだ誘拐劇というもう一つのドラマをぶち込んだ盛り沢山の内容です。安東さんの本を読むのは第七回推理サウペンス大賞作の「鬼子母神・きしぼじん」以来の二冊目です。どちらもじっくり取材をして書いた感じが出ています。途中までは面白いのですがオチが未だ力不足感があります。非常に惜しいです。実力は物凄くあると思うので将来大化けしそうな予感です。引き続き読み続けていこうと思います。この本のお蔭で来年の正月の箱根駅伝を少し見てみようと気になりました。

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