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2006年10月12日 (木)

垣根ワールドの原点

以前大絶賛した「ワイルド・ソウル」の作者垣根涼介氏の代表連作の一作目「ヒート・アイランド」を読了しました。設定などからありきたりの話を想像していたのですが、良い意味で想像を裏切る面白さでした。現在の東京の街にたむろする若者ギャング集団を中心にした話と聞けば、石田衣良氏の「池袋ウェストゲートパーク」が一番に思い浮かびます。しかし私個人の意見としては垣根氏の作品にかなり軍配があがります。何回も言いますが石田氏の作品は読みやすく軽快なんですが、登場人物の熱や意思があまり伝わってこないのです(超個人的な意見です)。比べて垣根氏の作品からはビシバシ熱さが伝わってきます。主人公以外の登場人物もそれぞれ味があり魅力的なので読んでいてワクワクします。この作品が人気を博したので同じ登場人物達で「ギャングスター・レッスン」「サウダージ」と続編も刊行されています(未読ですが「サウダージ」は既に手に入れています)。また映画化も決定しています(傑作「ワイルどソウル」も映画化決定だそうです)。監督は「木更津キャッッアイ」「タイガー&ドラゴン」などのクドカン作品の演出を手がけた片山修氏さんが初監督だそうです(2007年公開)。あまり軽快なタッチになり過ぎるのだけは辞めて欲しいものです。テンポの良さだけ残し(熱さ)も伝えてくれる作品でありますように。兎に角この「ヒート・アイランド」は垣根ワールドの原点的作品である事は間違いないです!

  

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