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2005年11月13日 (日)

PUNKな文体

昨日舞城王太郎(まいじょう・おうたろう)の「煙か土か食い物」をやっと読み終えました。この本は2001年のメフィスト賞を受賞してを受けてのデビュー作です。メフィスト賞は過去に「京極夏彦」「森博嗣」などのジャンル分けが難しい作風の新人を世に送り出し大成功をおさめている賞です。その賞をとっての登場で更に方々で話題だったので何時か読もうと思っていました。この度100円で購入出来たので早速一日で読破しました。読みやすかったのと独特のリズム感があるので早く読むことが出来ました。冒頭から半分英語でラップのように繰り出される言葉の数々。意味不明な汚い言葉。テンポよく進むストーリー。そしてチープな事件&謎。どれも計算しつくされた感じがあります。大傑作とは言えない本ですが独特の個性があるのは事実だと思います。私は冒頭を一読しただけでサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を直ぐに思い出しました。PANK音楽のような言葉の羅列(投げっぱなしぶつけっ放しといった方が的確かもしれません)所々に入る「フアッキンXXXXXX」!犯人など誰でも良くなってしまう程壊れた話です。確かにミステリーの形態をとっていますが純然たるミステリーでは無い気がします。やはりメフィスト賞でなければ無理な作品だと思います。青少年は読まないほうがイイ毒のアル本です。星二つです!

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